ダイラタンシーはテストに出ます

参謀とかブレインとか言われる人が好きな人がだらだらしゃべっています。

加藤さんとキャラソンとおめでとうな話

世の中には「キャラクターソング」というものがある。アニメや漫画などの二次元のキャラクターのために作られたりファンが勝手に考えたりする「その人のための曲」のことだ。通称、キャラソン。私はこの文化が好きでよく「このキャラのキャラソンはなんだろう?」と考える。それが無茶苦茶楽しくて友人や家族にも当て嵌めていたりもする。ちなみに母はマキシマム ザ ホルモンの「パトカー燃やす」だし、友人のあの子は及川光博の「愛し愛されまSHOW☆」だ。勿論、自担にだってキャラソンはある。それは当たり前のことのように人それぞれ違うのだけれどちょっと私が思う「加藤さんのキャラソン」の話を聞いてキャラソンくれない?今日はそんな話。

 

BE FUNKYは偉大なのは当たり前だ

加藤シゲアキさんのキャラソンはなんですか?」と聞いたときに多分7割8分ぐらいのNEWSファンの方は「BE FUNKY!」と答えるんじゃないかなと思う。加藤さん初主演のドラマの主題歌で歌詞も物凄いリンクしていて最高に盛り上がる曲。泥臭くてハチャメチャで、でもキラキラしているそんなこの曲は今までの加藤さんもこれからの加藤さんも象徴してくれる強くて最高の曲であるに違いない。むしろそうあって欲しいとすら思ってしまうのは当たり前のことだろう。でも私の中での「加藤シゲアキ」「加藤成亮」両人のキャラソンは「BE FUNKY!」ではない。加藤成亮加藤シゲアキになったことを「BE FUNKY!」以上に実感する曲がある。それが「Fighting Man」だ。

 

Fighting Manのクレバーさ

この曲は端的に言うと「現状維持のままの人々に警鐘を鳴らす曲」だ。一定の立場にいていつものルーティーンをこなすのも勿論凄いことだけれどちょっと殻を破ってみない?変わり映えのしない毎日で大丈夫?ちょっと挑戦してみようよ、失敗したら失敗したで良い経験になるんだから。やってみた失敗よりやらない後悔の方が後々しんどいよ。という大人で芯があって頭の回転の早そうなことをサクッと言うこの曲。そうして一歩踏み出す勇気を与えてくれる、立ち止まっている自身をグイッと引っ張ってくれる、強くてスマートでクレバーで素敵な曲だ。こういう一歩引いてから物事をみる姿勢だったり、そこからの問題点や改善策を洗い出す姿は加藤さんによく似ている。「物事を多面的にみることができる」ということを自分の長所に挙げていた加藤さんならではの危機感の持ち方だし、提案の的確さや無茶ブリ感も頭の良い人の考え方のように感じられる。なんだか、加藤さんの思考回路(表向き)のように思えてならない。私はこの考え方を実践するのはしんどいことを身を持って体感しているけれど物凄く好きで、愛している。そんなカッコいいことを言える彼が、彼らが最高に素敵だと思う。こんなこと言われたら惚れるしかないじゃないか。

 

皆、戦ってる

でもそれだけじゃない。「今のままでいいのかい?」「傍観者じゃNO NO」と問い続ける、繰り返し歌う彼らは誰かに向かって言っているようで自分に言い聞かせているように思えるところが尚更素敵だ。凄い。最高だ。それは多分、この曲が「You are Fighting Man」ではなくて「We are Fightinig Man」と言っているからなんだと思う。立ち止まってしまっているのは実は貴方だけじゃなくて歌う自分自身もそうであるんだよ、不安なのはだれでも一緒なんだよということを暗に示している。完璧そうにみえてしかもそれを否定しない、そんな強かな姿をみせるくせに実は不安や危機感を抱きながら必死に生きていてもがき続けているのは彼らも同じなのだ。そういうところがNEWSという都会的で涼しい顔をしているのに秘めた闘志を持ち続けているグループにとてもよく合っていた。そんなところが大好きだった。今でも愛している。そして端正な顔で凛と立つ加藤さんを無意識に重ねていた。発売当時の加藤さんは皆の輪の中にいる「シゲ」とそれを冷ややかにみつめる「成亮」という二人の人間がいたように思える。それは私自身が当時なんとなく感じていたものを今になって振り返り、今現在と比べてみて思うことであるので正しくはないし、多分違う。でもその頃の加藤さんと同世代の知人達は似たような悩みを持っているし、その頃の加藤さんの言葉達からはそう感じ取ることができるのもまた事実だ。「こんなはずじゃないのに」「まだまだできるのに」そういう感情を持っていた加藤さん、「これで大丈夫なのか」「こんな俺でいいのか」という不安を抱いていた加藤さん。涼しげな顔の裏にあった思考回路(裏の顔)が他人事のように思えなくてその感情達が物凄く人間くさくて仕方がなかった。この曲は加藤さんのようだと思った。強いのに弱い。真っ直ぐなのにひねくれている。自信があるのに不安を隠せない。アンバランスではあるけれど生きていく中で当たり前に生まれる感情だ。それを抱き続けながらアイドルとして立つ加藤成亮が愛しかった。大好きだった。そんなことをこの曲が発売されてから7年近く経って振り返ってみてなんとなくだけれど感じる。そして今でもそんな加藤成亮を愛せずにはいられない。誰が何と言おうと彼は今でも大切な大切な私のアイドルだ。だから私は「加藤成亮のキャラソンはFighting Manだ」と言う。

 

加藤さんが新たに戦う時

だけれどそれだけじゃ終わらないのが加藤さんで。でもこの曲が言うように今のままで良いわけではない、傍観者でいても何も始まらない。だからこそ、加藤さんはペンを取った。「ピンクとグレー」を書き、「加藤成亮」から「加藤シゲアキ」になった。私はあの時、ペンをとるという選択をした加藤成亮が今でも大好きだ。加藤さんは小説を書いた理由が「NEWSというグループにおける自分の存在価値を見出したかったから」であると再三再四言っている。そうして加藤さんが「アイドル」という常識を壊してその一歩を踏み出した瞬間を私はこの曲に重ねてしまう。「今のままでいいのかい」という問いかけでもあり、反語でもあるこの言葉に対しての答えをあの時の加藤さんは身を持って示してくれているような気がするのだ。それが物凄くカッコよくて嬉しくて。加藤シゲアキここにあり!!という感じがしてたまらなかった。未だにあの時のゾクゾクとした感情を忘れることができないし、忘れることはないだろう。それに加えて「加藤成亮」として抱いていた様々な不安や心配を糧として小説家の道を歩き始めたところがたまらなく好きだ。不器用で真っ直ぐでそれでも諦めずに何度もブツかっていくところが最高に好きだ。そんな大きなスタートをきった、ステップを乗り越えた瞬間のファクターとしてFighting Manという曲があるように思えてならない。だってあの時の加藤さんはFighting Manでしかないのだから。この曲のままでしかなかったから。上手くは言えないけれど。

 

今日もそれぞれ楽しく頑張っているよ

Fighting ManはNEWSというグループが6人であった時の最後の曲でもある。それは何の因果かわからない。「一歩踏み出せよ」と歌っていた彼らが一歩踏み出した結果が今なのだから。皮肉と捉えざるを得ないかもしれない。それでも私はこの曲が最後の曲で良かったと思っている。それぞれがそれぞれなりにちゃんと前を向いて歩いているのだから。バラバラの道でなかなか交わることはないけれどそれぞれが歩みを止めずに全速力で進んでいられている気がするのだ。勿論しんどいことも悲しいことも沢山あったし、これから先もそういうことはあるだろうけれど、それでも彼らはガムシャラに必死に生きて戦っている。だからこの曲が最後の曲として旅立ちの曲としていてくれて良かったと思うのだ。だからあの時過去をひきずることを選び、今は過去を参考にするようになった加藤さんにとっていつかこの曲がネガティブなものだけではなくポジティブな感情も含まれた道標となっていて欲しいと思っているし、きっとそうなっているのじゃないかなと個人的には思う。確かにあの時のNEWSというキラキラしたものは守れなかったかもしれない。間に合わなかったかもしれない。けれどそれでも4人のまた再構築されたNEWSというグループをキラキラを加藤さんの言葉達が更に輝かせていることも事実だ。「小説家:加藤シゲアキ」という存在は確実にNEWSの大きな武器になっている。だからこそ加藤さんは今も文字を紡ぎ続ける。あの時守れなかったからこそ、今のNEWSをつくりあげるために言葉を綴る加藤さんは強い。それでいて楽しそうで素敵だ。

 

加藤さん、拡声器マジで似合うよね

話は大きく変わるけれど、曲中にオモチャのような拡声器を持って叫ぶ加藤さんが凄く好きだ。オモチャの拡声器だからいつものワイヤレスマイクみたいにクリアな音声ではない。広く響くものではない。音は割れてしまうし、すぐにハウリングしてしまう。でもそんな拡声器だからこそ良いのだ。届かないかもしれない、でももしかしたら届くかもしれない。そんな小さな可能性を持たせてくれる拡声器はこの曲の象徴のように思えてならなかった。「毎晩 病んで 泣いて ないて?」というこのままじゃダメだということを理解していながらも動けないことを表している言葉達への返答のように感じられる「挑戦したらいいじゃん ありのまま 思うがまま」というメッセージ。それを不確定要素のかたまりである拡声器で伝えようとしているところは皮肉で世の中の現実をみせているようで残酷だ。でもわずかな希望を捨てない、捨てられないようにみえてこの曲の本質を捕えているように思えた。そして拡声器を持って叫ぶ加藤さんはそのことを頭よりも先に心が理解しているように思えてならない。それがなんだか物凄くカッコいいのだ。うまく言葉にできないけれど。多分、俗にいう「エモい」という言葉を体現しているのに違いない。

 

加藤シゲアキ、覚醒

そして多分、今の加藤さんがあのオモチャの拡声器を持って叫ぶ時、心だけじゃなくて頭も理解して叫んでくれるんじゃないかと思う。しかも無茶苦茶楽しそうに。それが今の加藤さんだ。沢山悩んで傷付いてそうやって戦うことの意義を知った加藤さんはそこにはワクワクしてキラキラしたものも沢山あることをわかっている。だからこそちゃんと届くように伝えられるように叫ぶと思うのだ。「貴方ならできるよ」「俺も挑戦し続けてみせるよ」という気持ちを思い切り乗せて。そんな加藤さんはまさに「一皮むけた」という状態なのであろう。そうやって一回り大きくなった加藤さんはまた別の意味でガムシャラで必死にみえてワクワクする。よくRPGでモンスターを倒すと武器を手に入れられるけれど、小説という武器を手にした加藤さんは歌もダンスも更に磨きがかかった。様々な武器を手にしてアップグレードして根拠のある自信をつけて迷いを見せずに前へ前へと歩んでいる。それでいて優しい加藤さんは我々のことも前へと進めてくれる。「やるだけやってみようよ」と、「やらなきゃ始まらないよ」と。そうやって言ってくれる加藤さんは物凄く説得力があって楽しそうだ。そう考えると思考回路の表も裏もどんどんアップデートされているのだ。以前、加藤さんは自身のことをネガポジであると言っていたけれどどちらの面もプラスの方向性で強化されているように感じられる。ネガティブな部分は冷静な判断をし様々な対策や改善策を生み出せるように、ポジティブな部分は今置かれている状況を楽しめるように。そうやってどんどん強くなっていく加藤さんは物凄く眩しくて楽しそうで大好きだ。そして今までよりもパワーアップしたFighting Manのように思える。この曲のキラキラしたサウンドをテンポの良いリズムを更に魅力的なものにしてくれるのだ。一歩踏み出すことの楽しさを今の加藤さんは体現していて、みている自分自身も早く一歩踏み出したいと思ってしまう。そんな加藤さんを誇りに思う。だって最高にカッコよくて楽しそうだから。好きな人が楽しそうにしていること以上の喜びがあるだろうか。だから今聴くFighting Manは物凄く楽しそうで。挑戦することに不安以上のワクワクを持たせてくれるようで大好きなのだ。

 

結局、シゲが好きだっつーことで

いつだってどんなときだって誰だってそのままが良いわけではなくて。そのままでありつづけることなんてできなくて。でもその現実をみてみぬフリをしてしまう。それが世の常で人間だ。でもそれをちゃんとみつめるようになって現状打破をした、し続ける「加藤成亮」と「加藤シゲアキ」はこの曲のようであるように思えてならないのだ。これまで2人の「かとうしげあき」について話をしてきたけれど、いつになってもどの加藤さんも好きであるのだ。だからこれから先、好きな加藤さんが増えると思うと私は楽しみでならない。そして今現在、加藤さんを応援しているのが無茶苦茶楽しい。加藤さんがつくり出す様々なモノに色々なことを考えて、加藤さんがみせる様々な表情に色々な感情を持っていかれるのが本当に楽しい。誠実で不器用で頭の回転が早くて沢山のことにワクワクしている加藤さんをみると私自身もワクワクする。だからこの瞬間も加藤さんを応援していて良かったと思う。幸せ者だと思う。私は欲張りだから「昔の加藤成亮を今の加藤シゲアキと比べる」という行為ができない。だっていつでも好きなんだもの。その好きの種類はいつも変わり続けるのだ。確かに今までの加藤さんがあって今の加藤さんがいる。だけれどどの加藤さんも物凄く愛おしい。一分一秒ごとに一目惚れをしているような気分になるのだ。シャウティングチキンに対する愛とソルティライチに対する愛が全くの別物であるように。一瞬一瞬ごとに愛の形も色も何もかもが変わり続けるのだから。だからどの加藤さんも大切にしたい。キャパオーバーになるかもしれないけれどそれでもなんだかんだうまくやって全ての加藤さんを大切にするだろう。

 

 加藤成亮さんと加藤シゲアキさんへ

私の好きな人達は何故か年齢というものに非常に重きを置きます。貴方もその中の一人です。彼らは30歳になることに謎の焦燥感を抱いたり、大きな安堵感を抱いていて。そうやって一歩を踏み出し、立ち止まり、遠回りをして時々死にそうになりながら、楽しそうに人生を歩んでいます。そんな人達ばかりをみていました。きっと貴方のことだから、先人達の戸惑いを知らんぷりしているようにみせかけてじっと観察していたことでしょう。そして30歳という大きな節目を迎えるために幾重にも幾重にも様々なものの準備をしてきたことと思います。身体的な面でも精神的な面でも、感覚的な面でも技術的な面でも、来たる7月11日に向けてコツコツと積み上げてきたのだと思います。きっとワクワクしながら30歳という通過点を通るのでしょう。30代という新たなステージに夢と希望とありったけの愛を持って飛び込むのでしょう。

ぶっちゃけこんなに安心して好きな人の30歳を迎えるのは初めてです。積み重ねてきたモノを確実に実らせているから。今まで逡巡してきた様々なコトへの回答を生み出しているから。そんな貴方が物凄く誇らしくて自慢で愛しいのです。でもちょっぴり寂しいです。葛藤する貴方が好きだから。もがく貴方が好きだから。きっと闇雲に歩き続けることはもうないのかもしれません。それがほんの少しだけ寂しいのです。そういうところを私自身と重ねているから。好きな人との共通点があることって嬉しいものです。無くなってしまうのは残念であるけれどでもそれ以上に前進する貴方が素敵なので何の問題もありません。

だからこそ戦い続ける人でいてください。様々なモノに挑み続ける人でいてください。時々、「しんどい!!」と言いながら隠しきれない負けず嫌いを抱えて立ち上がってください。アイドルという武器を小説家という武器を使って手を替え品を替え戦ってください。ワルプルギスの夜に挑み続けるほむらちゃんのように、ゼルエルに向かうNERVの人々のように。「人事を尽くして天命を待つ」。沢山の武器を、様々な色眼鏡を持つ貴方らしい戦い方で。貴方が貴方らしく幸せになれるように。ささやかながらですが願っております。

アイドルとハリボテとそれに付随する何か

延々とあげるのを悩んでいてぽそぽそと書き残していたものをようやくあげる気になったので。相変わらず小娘の戯言です。

 

私はよくブログで「アイドルらしい」とか「アイドルらしくない」というセリフをよく使う。その「アイドルらしい」という定義は私の中でとても明確に決まっていて

  • キラキラしていること
  • 誰かを笑顔にさせること
  • 現実をみせないこと
  • 虚構であること

の4つだ。だけれどこれを持っているからこそ良いとかこれらがないからダメということではない。全くの別問題だし、これで判断できるほどアイドルは単純ではない。料理における一種のお手本のようなものだ。忠実に守ることでもそれをアレンジすることでも美味しい料理はできる。それと同じように「アイドルらしさ」がなくてもあっても素敵なアイドルは素敵だ。

 

 

アイドルという言葉の語源は「偶像」である。偶像とは、神仏にかたどって作った像であり、神様そのものではない。確かに信仰、崇拝の対象ではあるが、神様そのものではないのだ。同様にアイドルは一つの物体として実在するものではないのではないかと個人的に思う。確かに「○○」という個人は実在するけれどそれがそっくりそのままイコールで「アイドル:○○」ではないのだ。我々がみている「アイドル:○○」というものは「○○」個人をはじめとした多くの人々によってつくられる偶像であり一種の大きなプロジェクトだ。よく、キャラクターに声を当てている声優さんのことや公式ツイッターアカウントを操作する人を「中の人」というけれどそれと似ている。キャラクターも公式アカウントも中の人だけでは務まらない。同様に「○○」個人は「アイドル:○○」の「中の人」であり、「アイドル:○○」そのものではないのだ。

 

「アイドル:○○」というものは大きなプロジェクトだ。ビジネスだ。商品だ。何十人何百人の大人が必死になって作っている大きな大きな製品だ。我々をワクワクさせてくれる彼らの後ろには沢山の人の努力だったり、苦労だったりが山のようにある。そういうものを糧にしながら不器用ながらにも沢山の人を幸せにしてくれる「アイドル」という偶像は偉大で愛おしい。ビジネスであるのにそれ以上の夢とか希望とかを詰め込んでいる大人はなんてバカで最高でコスパ最悪で夢があるんだろうと思う。そしてそのプロジェクトのフロントマンである「中の人」だって勿論カッコいいのだ。物凄くカッコいい大人だ。

でもそんなカッコいい大人にだって失敗はつきものだ。間違えることだってある。それを許すことができない世の中って人間ってなんて残念でつまらないものなんだろう。間違えない人間なんていないのに。怒る貴方は仕事でミスをしたことがないのだろうか。憤る貴方は全ての試験において満点を取っているのだろうか。「それとこれとは違う」って?そんなことはないんじゃないのか。彼らだって「アイドル」という1つの仕事をしているのだ。誰にだって仕事とプライベートは別物だし、仕事に乗り気になれない日だってあるだろう。なのになぜ「アイドルだから」という理由で様々なことを貴方が制限するのだろうか。何故制限しなくてはいけないのか。我々と同じようにアイドルにだって休みがあって家でゴロゴロしたり、好きな人と遊んだりするのは当たり前のことじゃないのだろうか。アイドルという人前に立つ仕事であっても己を商品とする仕事であっても変わりはないと私は思う。それでもなお、全てを求めようとする貴方は彼らを聖人君子と思っているのだろうか。それとも自分の思うことが全て正しいというか受け入れられると思っているのだろうか。その答えはその人にしかわからない。もしかしたら、その人にもわからないかもしれない。

 

 

確かに私達がアイドルに求めるものなんて千差万別で正解も不正解もなく、自由だ。だけれど求めたそれが全て正しいわけではないし、通る保証もどこにもない。だけれど私達は彼らにそれぞれの「アイドル観」を押し付けてしまう。「こうあって欲しい」「こうじゃないと彼じゃない」。それはただのワガママで自己満足で私利私欲だ。そんな事実は重々承知だし、頭では物凄くわかっているけれどどうしても心から思ってしまう。でもそれは我々が欲望のカタマリである人間である所以だし、それをすぐにやめることはできない。多分、一生やめることはできないのではないだろうか。そしてそれを思うことが許される魔法の言葉がこれだ。「好きだから」。純粋で真っ直ぐで大切な感情であるはずなのにいつの間にかこの言葉は免罪符のようになってしまった。好きだからって相手のことを縛っても良いの?自分の思い通りにできると思っているの?そんなのただの暴君じゃね?おっしゃる通りである。でもそれがまかり通ってしまうのがこの世の中だ。モラルとかマナーとかそういうものを大切にしているフリをしながらでも己の欲望を叶えようとせずにはいられない。そういうのが私達が生きている世界だ。

その事実は残念で悲しくてでもどうしようもなくて歯がゆくて仕方がない。何故なら、誰かを傷付けているその人本人だって傷付いているのだから。誰かを傷付けることは確実に褒められたものでも正しいことでもないけれど私にはそれを止めることはできない。多分、その人を止める術は今現在その人は傷付けることしかないからだ。その人のことを全てわかる人は何処にもいないし、誰もが誰も自分の意見を知っているわけではない。世界は正しいか間違えているかはっきりとわかっているものが実はあんまりなくて、「正しいとは言えないし、間違えでもない」という微妙なものばかりだ。だから楽しいと思う。でもこういう世界だからこそ行き違えて揉めてしまうのだろう。ある人には正しいと思ってしまうものでも別の人には間違いなのだからうまくいかないのは当たり前だ。それをそれぞれが「そういう意見もあるよね~」と受け入れられたら物凄く良いのだけれど。そう思うことを求めてしまうのは先ほど書いたことと矛盾してしまう。だから思っておくことだけにする。言わなくてもいいことなのは十分わかっているのだけれど言ってしまったのは私のエゴで我儘でせめてもの抵抗なのでほおっておいてくれ。

 

 

話は大きく変わるけれど個人的にアイドルというものは「ハリボテ」だと思っている。木組みで紙を張ってつくるアレ。耐久性が無くて脆くて大きな風が吹いたら飛んで行ってしまいそうなアレだ。しかも無茶苦茶キラキラしたヤツ。キラキラしててとても心を惹かれて愛さずにはいられない、そんなもの。それは多くの人を魅了し続けているとんでもないものだ。でもハリボテであることには変わりはない。だから「アイドルなんて居る意味があるの?」と言う人達がいる。そう思うのも当然だ。だってハリボテなんだもの。全くの実用性も機能性もないハリボテはあってもなくてもどっちでもいい。だけれどハリボテがあることが容認されていることってとても素晴らしくて凄いことだと思うのだ。ハリボテが存在していても困らないだけの余裕が多くの人にあってそれを愛することを許されている世界はもっと評価されても良いんじゃないかと個人的に思っている。凄いことなんだよ。

 

そして「ハリボテ」を「ハリボテ」として認識し、ちゃんと「ハリボテ」として愛していたい。それが「アイドル」というハリボテをつくりあげている「中の人」に対しても「ハリボテ」に対しても誠実だと私個人は思うから。勿論、「中の人」だって大好きだ。ただでさえ魅力的なハリボテをさらによくしようと現在進行形で全身全霊をかけてつくりあげている中の人を愛さずにいられない。延々と悩んで時々一部をぺしゃんこにしたりとんでもない部品をくっつけてみたり。そうやってあーだこーだ言いながらつくる中の人は物凄くしんどそうでつらそうで楽しそうだ。物凄く悩んで悩んでそれでもつくることをやめられないのが「アイドル」というハリボテであり中の人なのだ。そうやって作っている中の人達やそれを支える周りの人を尊敬している。

ハリボテだからと言って壊して良いものじゃない。確かにハリボテだ。あちこちに修繕箇所があるかもしれない。どうせ風が吹けば壊れてしまうかもしれない。そんなハリボテだけれど誰にもそのハリボテを壊す資格はない。それは例えそのハリボテをつくった中の人であってもだ。なぜなら「アイドル」は偶像だからだ。「アイドル」というハリボテは生まれた瞬間から誰の物でもなく、誰かの物だ。それはアイドルの「宿命」であり「呪い」だ。いくら中の人がハリボテをつくるのをやめてもそれは変わらない。いつまでも誰かに愛され誰かの希望となるのだ。そんなとてつもないものを誰が壊して良いものか。誰が穢して良いものか。

少なくとも私は許さない。

「ハリボテなんだよ?それを愛してどうするの?」とある人は言うだろう。「そんなものを愛したって何の意味もないのにバカみたい」とある人は言うだろう。でもそれを言われたって私は愛することをやめないし、愛したいと思う。「ハリボテ」なのだからどう思うのは勝手だけれどその意見を他人に押し付けたり、バカにするのは話は違うのだ。何かを否定することはそれを愛している人を傷付けることに等しい。それを自覚しているのかしていないのかわからないが(多分、自覚しているのだろうけれど)そういうことをやるのはあまりにも愚かだ。愚かで醜い。こう思っている時点で私も同じ部類に入るが。リンゴに対して「赤い」と思う人も「丸い」と思う人も「美味しそう」と思う人がいる。その中には「シナモン苦手なんだよな…」と思ったり「なぜ酢豚にパイナップルをいれるのか」と考え始める人もいる。そうやって様々な考えを生み出すのが人間でこの世界だ。漫画家の久保ミツロウ先生はユーリ on ICEに関してこう言った

この作品を現実の皆さんがどのように思われても、この作品の世界の中では絶対に何かを好きになることで差別されたりはしないです。その世界だけは絶対に守ります

この世界もこうなることを私は願っている。何故なら「好き」という感情自体は悪いものではないから。「好き」という感情を持って楽しそうに笑う人はいつでもどこでもとても素敵で美しい。

 

 

 

 

ポルノグラフィティ講習会における感想文

ここ数日の気候の変化に見事にやられております。佐藤です。ぼくはきあつのへんかをゆるさない。そんなことはさておき、先日行われた「ポルノグラフィティについてもっと知ろうの会(主催:綴さん)」に参加してきたのでその感想文を書いてみようと思います。端的に言えば「ポルノさん、すっげぇ!!」。

 

 事の発端

ある時Twitterで大好きなフォロワーさんが「ポルノグラフィティの布教会をやるのですが誰か来ませんか?」と呟いた。常々、その方はポルノの良さを楽しそうに語っていてポルノのお二人を見るたびに「あ、フォロワーさんの素敵な人だ…」と思うほどに彼らの良さが刷り込まれていた。そしてそのお二人の良さを映像等々を駆使しながら実際に教えてくれるなんて!!こんな貴重なチャンスを逃さないわけにはいかない。「食わず嫌いは最も愚かな行為の一つ」を信条にしている手前(彼らを嫌っているなど微塵にも思っていないのだが)、是非是非と参加をした次第です。また、今年度の目標は「人見知りを言い訳にしない」「人酔い体質の改善」だったりもして。「はじめましての人と一緒にライブ映像をみる」という行為はこの目標達成にとても向いていると思って手を挙げた節があります。実際とても効果があった(と個人的には思っている)ので皆さんも色々なものに私めを誘ってください。

 

 魔法はTシャツによってかけられる

講習会だったので某所カラオケでポルノさんのDVDをみることになっていて。店員さんに案内された部屋に入るとサクッとライブTに着替えるポルノファンのお姉さん達。着替えながらお姉さんたちは「パンチがあるのでなかなか着られない…」と言っていたけれどその姿は私にはとても素敵にみえた。「ポルノ」と胸元にドーンと書かれたTシャツは確かに日常生活では着にくいかもしれないけれど「ポルノグラフィティ」という魔法をかけられに行くための準備としてはとてもピッタリのように思える。日常から非日常へ変わるためのスイッチとしてはあれぐらいのトリッキーさが似合うんじゃないか。そして配られるレジュメ。まだ未完成の物であったのだが、A4用紙5枚分(表裏印刷)が配られる。熱量が凄い。塊肉が焼けそうなぐらいの熱量である。完全版はさらに凄いので是非見てほしい。

 ポルノグラフィティの15周年ライブをいつまでも語り継ぎたい - 来世はペンギンになりたい

 

 ヘンテコキャラはもっと愛されるべきだ(個人的感情)!!

自他ともに認めるヘンテコキャラ大好き人間なのだけれど(ジェイコムのざっくぅとかHTBonちゃんとかが死ぬほど好き)。今回もキャラクターにズボンとハマってしまった。その名もキューブ長官。黄色の四角い物体。今回のライブのナビゲートキャラクター。ライブにナビゲートキャラクターがいるということにも驚きなのだけれどとにかくキューブ長官が可愛い。打ち合わせの紙の隅っこに書かれた落書きみたいなキャラクターなのだけれどとにかく可愛い。ちょっと生意気でメンバーや観客に無茶ブリをしちゃうけど物凄く可愛い。ご当地ごとに熊を頭にのっけていたり(北海道)、タラコ唇だったり(福岡)するのだけれどそれも可愛い。それがご本人達の直筆だというのだから驚きを隠せない。イラストだけでも勿論可愛いのだけれど喋っている姿はさらに可愛いので是非是非見て欲しい。

 

言葉を愛し愛されている人が喋るとは

ライブでは簡単なMCとして曲と曲の間でお二人が時々曲の話だったり、ライブについての話をしたりしていた。それを今回の主催者である綴先生はレジュメ「演説」とか「ありがたいお言葉」と言っていたけど本当にその通りであった。なんか聴いているだけで徳を積めそうな気分になった。頭が良くなる効果とかありそうだった。「毎回似たような話をしているけど凄いグッと来る」とも綴先生は言っていたけれどそれは多分、お二人がその時その瞬間に思ったことを言っているからなんだと思う。だから言葉選びに迷ったり、途中で止まったりしているのだ。お二人が口にする言葉はあの瞬間に生まれた「生」の言葉で新鮮でピュアなものだった。だからこそ何度聴いても心に響くんじゃないかと個人的には思う。一つ一つ選ばれた紡がれた綴られた言葉達がとても暖かくてキラキラしていて「この人たちは言葉に愛して愛されているんだなぁ」と感じた。よく綴先生は「ポルノは愛と愛の相互交換を行う」と言っていて。それをこんなところで感じるとは思わなかった。綺麗事のように聞こえるかもしれないけれどそう思ってしまったのだから仕方ない。そんなことを思わせてくれるのはポルノのお二人が喋っている瞬間が歌っているとき、演奏しているときと同じくらいキラキラしていたからだ(私がただ単に人が喋っているところ好きというのもあるかもしれないけれど)。10数年もの間、ずっと走り続けてきた人達なのにライブをするたびに同じ感情を抱けることって物凄く難しくて大変でとても素晴らしいことだと思う。素敵だ!!

 

照明代にならなくてはいけない

「照明」というものにあまり興味が無かった人間なのだけれど。今回のライブをみて照明の偉大さを知った。照明って凄い。無機物のカタマリでしかないステージが無数の光によって妖艶にも無邪気にもみえる。ステージが生きているのだ。ただただ電球が光ったり消えたりしているだけなのにその無機物は呼吸をしているようにみえる。泣いたり笑ったり、時々拗ねたり。まるで一人の人間だった。「サポートメンバー:ステージ」と言っても過言ではない。ちょっと気持ち悪いことを言っているようだが実際にみたらわかっていただけると思う。とにかくえげつない。

よく「我々のチケット代は彼らの衣装代になっている」というけれどポルノさんの場合はチケット代が照明代になっていた。英世が、一葉が、諭吉が、眩いばかりの光となっていた。あそこまでの素敵な三人の偉人の使われ方もなかなかないと思う。

「ROLL」という曲でお二人に照明が後光のように差していたのだけれどなんかありがたいものをみているような気分になった。あと「サボテン」という曲で照明がサボテンみたいになっていたのも個人的には物凄くツボだった。可愛い。

 

 本能には抗えないのである

そしてその光の中で凛と立つポルノの二人は言葉にできないくらいカッコいい。照明で本人がみえなくたってカッコいい。そしてその呼吸をしているステージと彼らの調和具合が凄い。生きているようなステージに飲み込まれることなく自分の足で立っているお二人はなんか生命力に溢れているのにどこか儚くて。物凄く矛盾しているような感情だけれどそう思ってしまうのだ。個人的な考えだけれど人はステージに立つ瞬間、スポットライトを浴びる瞬間、マイクを通して何かを生み出す瞬間、その時は様々な真理だったりルールだったりを超えてしまう何かになってしまう。それを物凄く強く感じた。距離が遠くなったとか手に届かない存在とかそういうことじゃなくて。ものすごくちかくて、ありえないほどいとおしいのだ。そういう曖昧でどうしようもできない、でも大切にしたい感情に襲われた。端的に言ってというよりも頭悪そうな感じで言うと

「凄い」

「カッコいい」

「ヤバい」

「なんだアレ」

「言葉にできない」

そんな言葉ばかりがぞろぞろと出てくるのだ。感じたこと思うことは洪水のように出てくるのに文章にならない。語彙力の欠如、文章構成能力の欠落である。そういう理性をぶち壊して感情だけが頭の中をぐるぐる回っている状態になった。とりあえず単語でしか会話ができない状態になる。本能を揺さぶってくるの!!理性は理性で物凄く打撃を喰らって脳内フル回転でみているのだけれどそれ以上に本能が!!ほんのうがぁぁぁぁぁぁ!!!!!

というわけでみて欲しい。うまく言えないけれど脳だったり心だったり様々な部分を揺さぶってくるから。

 

 ポルノファンは腕だけではなく脳もめっちゃムキムキなんじゃないか

クラップをしながら手を振るってなんだ。右手で四角、左手で三角を書くこと以上に難しくないか。でもそれが揃っている。誰かが言うわけでもないのに揃っている。きっと身長も体力もバラバラの人達が集まっているはずなのにタイミングや動きだけじゃなくてふり幅も揃っているのだ。全てが揃っているから近くでみても遠くでもみても綺麗。とても良い意味で宗教じみている。ペンライトとかLEDバンドとか付けたらもっと凄そう。とんでもない照明班がポルノさんにはいるのだから是非とも制御してみて欲しい。でも制御されてなくても同じタイミングでペンライトのスイッチの切り替えができそう。それはそれでミテミタイカモ。「手を振る」って物凄くアナログな演出なんだろうけれどこの演出ほどファンも本人達も一体になれるものはないと思う。それが物凄く痛切に感じられた。「手を振る」って凄いな!!最高だな!!ちなみに隣でベテランのポルノファンのお姉さんお二人が手を振っていたのだがバッチリ揃っていた。凄い。

 

多分、大人は全力で悪ふざけするために頑張っているのだ

悪ふざけする大人って本当に魅力的ですよね。しょーもないことでゲラゲラ笑っている大人ってどうしようもなく眩しくて憧れますよね。ポルノのお二人も例に漏れず楽しそうにしておりました。とにかく岡野さんのモンキーダンスをみて欲しい。あんなに全力でモンキーダンスをしている大人、なかなかみたことがない。手も足も首も全力でブンブン振ってそれであの声量で歌えるって凄い。そしてそんな岡野さんを追い詰める新藤さん。これがまた、楽しそうに追い詰めるんだ!!こそこそと仕掛ける新藤さんの少年っぽい笑みは本当に良かった。そして無茶ブリを仕返されてやるモンキーダンスの破壊力もなかなかのもの。そして最後の最後でサポートメンバーの方も皆でモンキーダンスを踊るんだけれどそのカオスっぷりと言ったら!!あちらこちらで事故が起きてて本当に面白かった。本当にこれ放送されてるんですよね?大丈夫?電波に乗せて大丈夫?(WOWOWで中継されていた)とか思ってしまったがとにかくご本人達が楽しそうだったので何より。いつぞやかの少クラで加藤さんが音に合わせてどんどんととんでもないことになっていく回があったけれどそれを思い出してしまったのは私だけじゃないはずだ!!

 

 私は私だけれどポルノが何者にも変えさせてくれる

女子高生がキュンキュンする曲も、男子がドキドキする曲も、OLさんが前向きになれる歌も、お爺ちゃんが口ずさみたくなる歌もあるのが凄い。私はあの数時間で老若男女様々な人間になった。平日の夕方に全力でアニメの主人公を応援していたあの子にも深夜のラジオを聴いていてちょっと大人びて見えたあの子にも私はなった。曲ごとにくるくると自然んに、時には大胆に彼らは私たちに魔法をかけてくれた。様々な引き出しから色とりどりの薬を出して沢山の人を魅了していくのだ。引き出しの数もバリエーションの豊富さも凄い。ジャニーズだって相当の幅を持っているはずなんだけれどそれに勝ると言っても過言ではない豊富さだった。それはほぼ二人で制作しているというのだから凄い。凄すぎる。色々な曲がそれぞれの魅力をキラキラと存分に発揮していくのだけれどでもどこか同じ景色を感じさせる。それが「ポルノグラフィティ」というものなんだろう。

 

愛と愛をかけたらきっと幸せなんでしょう。

お姉さん達が嬉々としてポルノさんの話だったりライブ当時の話だったりをしている時の表情が本当に良かった。「好きで好きで楽しくて楽しくて仕方がない!!」という顔。あの表情を知っているのだからそりゃあポルノさんもファンの顔を覗き込むだろうなぁと思った。DVDではファンの方の笑顔がちらほら入ってくるのだけれどほんの数秒でも良いから残したくなってしまう表情をしている。誰かが嬉しそうな顔をみると自分も幸せになってしまう、そういう幸せの相互作用とも言えるべき現象がポルノさんのライブではいたるところで起こっていた。ポルノさんとファンの方の間だけではなくて、曲とファン、振動とポルノさん、沢山のところで生まれていた。プラスの感情しかない空間って凄い。凄くキラキラしていて素敵だった。

やっぱりライブとかコンサートとかは幸せしか詰まってない空間じゃなきゃね!!ライブはただの体育館を野球場を音で幸せで何もかもを染めてしまうそんな魔法を詰め込まなきゃね!!

そういうハッピーな感情を無尽蔵に生み出してくれるポルノさんって凄い。それを何倍にも生み出してくれるポルノファンの方達も凄い。本当に凄い。皆皆凄い。凄くって素敵で素晴らしくて大好きだ!!

 

 というわけで

何かを好きになることは確かに悲しいことだったり辛いことも生み出してしまうかもしれない。だけれど「好き」という感情ほど幸せをつくりあげるものはないと思うし、その感情はきっとその対象をそして自分自身をさらに幸せにしてくれるものなんじゃないかなぁと思うポルノグラフィティ講習会でした。

 

以上を佐藤の「ポルノグラフィティ講習会における感想文」としたいと思います。主催された綴さん、参加されたお二人(ずっとネットで見てきた方達ばかりなので「うわぁ、本物だ…!!」と言ってしまった)、そしてポルノグラフィティさんに感謝の意を述べたいと思います。素晴らしい体験をさせてくれてありがとうございました。

LIFE!!LIFE ~目の前の向こうへ~!!ライフ!!

LIFE。訳すると「生命」「人生」「生活」。

生きることを軸としているこの言葉は日本語訳にするとどこか重苦しくて神秘的だ。だけど「ライフ」という音は明るさと可愛さを含んでいる。それはきっと発音に濁音が無かったり、口角をあげたりするからなんだろうけれどうまくは言えない。それでもとにかく軽さを持っているのは事実だ。

私はそんな「ライフ」という言葉自体が好きでその名を持つ曲も大好きだ。そして私が大好きな彼らは何の因果か皆この名の曲を持つ。それは運命という素晴らしいものかもしれないし、ただの偶然かもしれない。でもこの現実は物凄く良いことなんじゃないかと思う。少なくとも私はこの事実が嬉しくて嬉しくてたまらなくていつも喜びを噛み締めている。

今日はそんな愛すべき曲の話をしよう。

 

嵐:LIFE

 

 

 

2007年のアルバム「Time」の一曲。名盤と呼ばれるこのアルバムの中でも人気の高い曲であろう。

櫻井さんが出演していたエイブルのCMで流れていた曲というと多くの人が思い出すはず。引っ越し直後であろう部屋で櫻井さんがワクワクした顔で自転車を組むアレだ。あのCMでの組み上げた自転車のタイヤが外れてしまうシーンは本当に秀逸だと個人的に思っている。頑張って組み上げたけれど締め付けが甘くて転がってしまうのもまた一興と思える余裕を生み出す多幸感は新居に引っ越したことで生まれるものでしか感じられない。それを好青年でどこか残念というイメージがあった当時の櫻井さんに物凄く似ていた。そのイメージは櫻井さん自身にとって嬉しいものなのか否かは本人にしかわからないけれど、あのCMは今の櫻井さんでも昔の櫻井さんでもなくあの時の櫻井さんだからこそ手に入れられたものだと思う。そんなこのCMが実は彼が出演しているものの中でトップクラスに好きだったりする。

このCMが放送されていたのは2010年。発売から3年が経ったこの曲が選ばれたのは未だに疑問だ。当時の状況を考えると新たに曲を作ってシングルを出してもおかしくはなかった。だけれどこの曲が選ばれたのには何か意味があるのだろうし、選ばれるだけの魅力があることがこの曲だ。

等身大の言葉で綴られる、どこか納得してしまう歌詞。心にスッと入ってくる優しい曲調。それは当時放送されていたまごまご嵐や嵐の宿題くんでみせる「近所のお兄ちゃん」「ちょっと気になる会社の同僚」というアイドルだけれどそれ以上にアイドルとは別の魅力を感じさせる彼らと重なる。爽やかでどこか暖かいメロディ、いかにもJ-POPな曲調はよく笑いこっそり内輪で楽しむ彼らに本当に似合っている。キラキラした音にあるぬくもりは「嵐」という人となりを映し出しているようでじんわりと胸を躍らせる。でも、それにのせて歌われる言葉達は案外残酷だったりする。新生活を始めたことは自分の望んだことで楽しみであるはずなのに、不安で押しつぶされそうになっている、そんな不条理が日常生活の1シーンである「目覚まし」「ブログ」という言葉を用いて表しているのが素晴らしい。なぜなら等身大の自分が感じられるからだ。否応がにも自分を重ねてしまうからだ。それはアイドルにキラキラを求めている人には嬉しくない状況だろうけれどどうしてもそう感じてしまう。

この曲を聞くたびに眉毛をハの字にしてちょっと悲しそうなそれでいて諦めたような彼らが笑っている姿が目に浮かぶ。背筋がいつもより伸びてなくて髪の毛もカッチリセットされていないただの人間の彼らだ。それはアイドルという偶像ではなくそれをつくりあげる「中の人」の笑みだ。ただの成人男性の笑みだ。と私は勝手に思ってしまう。それらの状況を「遅く目が覚めた 晴れた朝のこと」「君と話していた あの昼下がり」「やけに目が冴えた そんな夜のこと」というはっきりとした時間帯で示しているところもニクい。いつもの何気ない日常でふっと現れる何とも言えない不安。どうにかしようとしてもどうにもできないこの不安を滔々と語っていく彼らはとても現実的で辛そうだ。自分で自分を傷つけているのだから。だけれど、「それでも前を向くしかないんだよ」「どうしようもなくても笑っていくしかないんだよ」というメッセージは物凄く強い。綺麗事かもしれないけれど綺麗事という言葉では隠しきれないほどボロボロで泥だらけで真っ直ぐだ。世の中の汚いところ、醜いところを幾らみようともどうしても希望を捨てきれられないそんなメッセージだ。それが彼らが「嵐」という物凄いアイドルをつくりあげている中の人であるからこそ、あるための言葉のように思えて仕方がない。

 

あの当時、きゃっきゃきゃっきゃと笑いながら船を作り野菜をほっとき鏡の中で笑っていた彼らが「アイドル」という夢と虚構のかたまりを愛し、これからも愛し続けることを感じられるのがこの曲である。

 

 

LIFE ~目の前の向こうへ~

GM~踊れドクターの主題歌。シングルで初めてバンドで行った曲であり、曲名もメンバーが決めた。実は初めてのドラマタイアップ曲でもある。そんな「初めて」尽くしのこの曲はその「初めて」の印象が薄らいでしまうほど力がある。

今まで「関西の面白いお兄ちゃん」という関ジャニ∞のイメージを大きく変え、「アイドルだけれどバンドもできるカッコいいお兄ちゃん」という現在の関ジャニ∞のスタイルになるためになくてはならなかった曲のように思えて仕方がない。とにかく物凄くカッコいい。頭の先からつま先まで全部カッコいい。曲も声もPVも何もかもカッコいい。「カッコいい」という言葉じゃ言い表せないくらいカッコよくて強くて真っ直ぐで関ジャニ∞だ。泥臭くて不器用で諦めが悪くてそれでも歯ぁ食いしばって立ち上がるそんなこの曲は関ジャニ∞のカッコよさを思いっきり詰めて詰めて詰め込んで作ったような曲だ。

 

渋谷さんと錦戸さんのアカペラから始まるイントロ。流れるように盛り上がっていくAメロ、Bメロ。爆発するサビ。その流れはアイドルとして物凄く正統派だし、美しい。だけれど音は確実にバンドの音で歌割りだって渋谷さんがリードボーカルとしてプロフィールに載っていることが手に取ってわかるような歌割りだ。そうやって「アイドル」と「バンド」というバランスをうまくとってギリギリのラインを歩く彼らをこの曲は教えてくれる。

歌詞に出てくる「君」を応援している彼らは物凄くアイドルだけれど「せめてもう一回もう一回」「もう一切、金輪際」と振り絞って歌う彼らは上手く言えないけれどアイドルというキラキラした存在じゃなくてただの人生を一生懸命歩いている男の人だった。「君」を応援しながら自身を鼓舞している彼らはどっちがどっちを応援しているのかされているのかわからないけれどとにかく真っ直ぐで不器用でひたむきだった。その姿はアイドルとかジャニーズとかの枠組み関係なしにただただカッコよかった。それは「関ジャニ∞はジャニーズの分校」とか「ジャニーズと業務提携している松竹の芸人」とか言われていた彼らのジャニーズらしくない雰囲気と相まって生まれたからだと思う。そのジャニーズらしくないところは彼らの強みであり、ウィークポイントであるけれどこの曲においてはその二律背反な事実を全てひっくるめて武器にしている。楽器をかきならしてひたすらに歌う彼らは確かに笑顔で歌って踊るアイドルとは遠くかけ離れているかもしれない。でもそのたたずまいはどう考えても私達が大好きな「関ジャニ∞」だった。かっこよくてかっこよくて仕方がなくて愛し続けている関ジャニ∞というアイドルだった。その姿が「アイドル」という枠組みに入らなかったら今までみてきたアイドルはなんなんだというぐらい「関ジャニ∞というアイドル」だ。

 

「まだまだ終わらないから」という言葉は彼らが「関ジャニ∞」という彼らにしかつくれないアイドル像を歩んでいく宣言のように思えた。白い粉を被りさえずりで延々と笑える彼らの虎視眈々と目標を狙う姿をハッキリと教えてくれた。全力でふざけてわけわかんないことをやって時々しんみりして。そういう彼らが彼らとしててっぺんを奪おうとしていることを不器用に改めて教えてくれる強い曲だ。

 

 

NEWS:ライフ

昨年、発売された「QUARTETTO」の中の一曲。編曲は皆大好き、亀田誠治さん。東京事変のベースの人、フルスイングの編曲の方と言えば多くの人がわかるのでは。そんな彼の手によって完成されたこの曲はわかりやすいJ-POPで王道のアイドルソングだ。聴いている私達を彼らが応援してくれる。その構図は「アイドルとファン」における供給バランスを絵に描いたようだ。その構図はとても美しい。美しくてたまらなくてやめることができない。そんな中毒性のあるこの事実は我々がアイドルに惚れ込んでしまう一因でもある。それを痛切に感じるのがこの曲だ。アイドル万歳。NEWS万歳。

そんなこの曲、一言でいえば「星」だ。物凄くキラキラしている。前述の二曲にはないアイドルらしさ満載のキラキラだ。そのキラキラは満天の星空とどこか似ている。NEWSというグループは本人達が口にするほど「星」にまつわる曲が多い。再出発の曲が「星をめざして」なのだからそれこそそういう星のもとに彼らは生まれたのだろう。この曲だって「澄み渡る空に無限の星の数」と歌っている。星の光は我々が見る何十年前に輝いたものだ。その光が何百何千何万という数えきれない距離を走り抜けて我々の網膜に届く。それは何年もの前に笑っていた彼らをみて我々が勇気づけられる現象と同じだ。

「地平」とか「光」とかの言葉で飾られるこの曲は地球を世界をただただひたすらに走っている彼らを思わせる。世界に取り残される恐怖を抱きながら世界を追い越して走る彼らは真逆のことをしているようにみえる。だけれどそれは彼らの思考回路では繋がっているのだ。=ではないけれど≒ではある。そんなことを平気で笑顔で言うのが彼らだ。

一度走ることをやめざるを得なかった彼らだからこそ、走ることの大切さを知っている。だから走る。走って走って星を掴みに行くのだ。地球は丸いからいつのまにか元居た場所に戻ってしまうけれど、でもいつか走り続けたら重力なんかから解放されて星を掴みに行けるんじゃないか。そんな考えは「死」に抗う人間のようだ。一生懸命生き続ければ死ぬことはないんじゃないか。「どんなものもいつかはなくなってしまう」。その事実はわかってはいる、わかってはいるけれどそれでも生きることを諦めることができない。そういう人間くささを感じさせる。その姿は幾度も立ち止まらなくてはいけなかった彼らがどうしても「NEWSであること」「アイドルであること」をやめられない彼らの姿が重なってみえるのは私だけだろうか。「一度死んでまた生き返る」そう歌っていた彼らが生きることをアイドルであることをやめられない、やめたくないことを痛切に感じさせるのがこの曲だ。

 

 

神秘的な「life」という言葉を名に持つ彼らの曲は何故かどれも人間くさくてガムシャラだった。それは「アイドル」という偶像が人の手によってつくられている事実とどこか似ている。ただただひたむきに真っ直ぐに一生懸命に歩く彼らにとって「生きること」と「アイドルであること」は同じことなのだろう。どんなに大きくなっても強くなっても「アイドルであること」に強い執着があって諦めが悪くて必死な彼らはとてもとても魅力的だ。大好きだ。「ファンは応援しているアイドルに似る」と誰かが言っていたけれど実際にそうなんじゃないだろうか。だから私も人間くさく、諦めが悪く、彼らのことを応援し続けようと思う。

LIVEを褒める

こんにちは、佐藤です。

 

熱い戦いを見せた日本シリーズも終わり、五大ドームは様々なアーティストのコンサート会場に様変わりし始めました。

そうです。もう年末なのです。そんなジャニヲタが西へ東へ移動する年末のお楽しみである「にゅすほめ」。しがないNEWS坦ですがこれは参加しないわけにはいきません。頑張るぞっ!!(何故なら1回全て消えたから)

 

 

NEWSのアルバムの名盤といえば何を思い出すでしょう。今年盛り上がりに盛り上がった「QUARTETTO」、楽曲だけではなく特典映像にもワクワクした「white」。人によって思い浮かぶものは違うでしょう。そんな中、私は2010年に発売された「LIVE」を名盤として推してやみません。

 

 

4人になってからファンになった人の中には「LIVE」を

 

6人時代の作品だから…」「今の彼らとは声が違うから…」

 

と敬遠される方もいるでしょう。けれどそんな方に伝えたい。

 

\「LIVEは良いぞ!!」/

 

と。この「LIVE」、楽曲のクオリティは勿論のこと、パッケージや特典映像も本当に素晴らしいものです。どれをとってもワクワクドキドキするそんな素晴らしいアルバムがこの「LIVE」!!それぐらい好きで素晴らしいアルバムなので是非ともこの機会に褒めたいのです。

そしてもう1つの理由としてザ少年倶楽部プレミアムの影響があります。彼らが司会としてこの番組に関わるようになり、毎回様々なテーマに合わせて楽曲を披露するようになりました。そして先月、その中の1曲にLIVEに収録されている「D.T.F」が歌われると決まった時、TLの半分くらいが「……何の曲?」ってなった時ちょっと寂しかったのです。だから聴いてくれ!!LIVEを!!楽しんでくれ!!LIVEを!!素晴らしさは保証するよ!?でもどう保証してい良いかわからないから「にゅすほめ」でひたすら愛を語ることで保証させてください!!

 

ということで「LIVE」を全力で褒め、語りたいと思います。全力で皆様の地雷を踏み抜いている可能性があります。それでも精一杯書かせていただきました。もし、読んでいただければ幸いです。

 

 

 

楽曲が素晴らしい

 NEWSさんのアルバムはどの曲もハズレがない素晴らしいアルバムですが特にこの「LIVE」は本当にハズレがない。どれも彼らの魅力を120%引き出しているものばかりなのです。これらの曲のどこが素晴らしいのか、褒めて語っていきたいと思います。

 

恋のABO

イントロが流れるだけで誰もがワクワクするこの楽曲。いつもは日本テレビアナウンス部所属な小山さんがここぞとばかりに「けーちゃん」としてキメるイントロ。この時の小山さんのチャラさを全面に押し出しているのが本当に良いのです。本人は黒歴史のように言っていますがそんなことはありません。この小山さんにどれだけ心惹かれたことか。そんな感情を一気に感じさせるのが最初の「YOU達、何型?」なのです。

そして加藤さん、錦戸さんのザラついた歌声がこの曲の黒さを際立たせます。ちょっとがなり気味な2人の声が本当によく似合うのです。最後にあるこの2人+増田さんによる「恋をしようよ」の部分に心を持っていかれた女子は数知れず。そしてそれとは対照的な手越さんの上ハモ。野心をメラメラと感じさせるソロの部分がまた良い。最後のフェイクの効果的具合は本当に素晴らしいなぁと思います。増田さんの舌感を感じる歌い方は甘さもありつつ、我々を手玉に取っているかのように聴こえます。まさに羊の皮を被った狼。強い。非常に強い。また、山下さんの全体を馴染ませる歌声の素晴らしさ。大人な余裕を感じさせます。そして声が甘い!加藤さん、錦戸さんがこの曲の黒を作り上げているのならば山下さんはこの曲に香水を振りかけているのはないでしょうか。それぐらい甘くて大人で美しいと思います。

そして「来いよ!来いよ!恋の!ABO!」という歌詞は本当に素敵だなぁと感じます。一見女の子を誑かしているようにみえて、まだ女の子を誘っている段階なのが良い。まだワンナイトじゃないのです。一生懸命血液型の話をしながら「恋をしようよ!」「こっちは恋に落ちたんだよ!」「だからステージに来て!僕と恋愛して!」という切実さ、必死さが若くて良いなぁと。それぞれの血液型を「テレ屋な弁護士」「まるでジキル・ハイド」と例えているところも賢さが垣間見えていて素敵です。

意外と誠実で真っ直ぐ、それでいて健気な「恋のABO」くんがとても素敵です。そんな「恋のABO」がトップバッター。テンションは最初から最高潮まで持っていかれます。

 

 

LIVE

イントロがかかると同時に脳内で勝手に再生される小山さんの「LIVEだー!」。本当に小山さん×イントロの可能性は限界を知りません。そしてロマンティックならぬワクワクが止まらない。

そしてそのワクワクを恋に落ちた感情に変換させるあたり流石NEWSさん!流石GReeeeNさん!流石CHOKKAKUさん!「してやられた!」という心地良い裏切り感を感じます。

基本的に「1度で良いのでデートしてくれませんか!?」「もし良かったら、お付き合いとか……。あ、いやとりあえず、とりあえずデートしてください!」みたいな楽曲が多いこの「LIVE」というアルバム。顔面偏差値70オーバーなのに自分に自信が無くて、心配性な男の子を歌う彼らは物凄いアンバランスでギャップのかたまりです。

アルバムと同じ「LIVE」という曲名ですがこのLIVEは「生(なま)」ではなくて「生(せい)」の方を指しています。「恋しちゃった!ヤバい、あの子好きだ!生きてる!俺生きてる!」みたいな。こう真っ直ぐでわかりやすい彼に対してそんなところで生を実感するのね……と呆れてしまいながらもちょっぴり羨ましさも感じます。

そして小山さんの「チャンスの神様、1度きりですか」というところがこの曲の愛おしさを詰め込んだフレーズだなぁと思います。それぐらいこの恋を大事にしている。出かけて2分であった人なのに。そして「恋せよ乙女よ Harry up!」が誰かの応援の言葉ではなくて自分を好きになって欲しいからへの言葉というところが純粋で上手いなぁと思います。「俺生きてる!」感が満載なLIVEという曲なのですが、要所要所に知性が感じられ、とても頭の良い曲だなぁと思います。

 

 

生まれし君へ

「生」繋がりでの「生まれし君へ」。高鳴っていたテンションを落ち着けさせる一曲です。そして曲も歌詞も物凄く綺麗。

特に歌詞は眺めているだけで溜め息をつきたくなるほどの美しさです。その美しさは宗教画のような美しさ。神聖で惹き込まれていく美しさなのです。ここで驚きなのはこの曲が同じ歌詞を4回も歌う点。しかもそれが全体の7割以上を占めるのに全く嫌にならない。むしろクセになるのです。それでいて他の歌詞も際立つ。双方で相手の良さを引き出しています。これを曲として聴くとまたメロディとの美しさと相俟って素晴らしいものとなる。本能と理性、どちらもが「この曲は凄い……」と感じるのです。それぐらい素晴らしい。

そしてこの曲のコンサートで驚いた点は「踊るんだ!!」ということです。皆が内側で丸くなって踊ることに衝撃を受けた人も少なくないはず。そしてそれがまた美しい。開いて閉じて回って戻って。ずっと円になって踊っているだけなのに物凄く美しいのです。

また、錦戸さんのイントロからの増田さんの流れが非常に美しい。また2番の山下さん、手越さんのサビからの小山さんと増田さん、錦戸さんと加藤さんのユニゾンの流れの美しさ。流れるようなバトンの受け渡しが行われる歌割りは感動を覚えます。美しい歌詞を美しい歌声で表現する。そんなこの曲は気高い美しさのかたまりのようなものなのです。

 

 

supernatural

「白」繋がりでの一曲。また、この曲も宗教画のような美しさがあります。その美しさが最も感じられるのはサビの部分です。全てを受け入れていこうという内容をとても美しい言葉で描き、それをこれも美しいまさに「超自然」。そしてそのサビとは対称的な現実味溢れたAメロ。そちらはそちらで我々の生活ではごく自然的なものです。

ファンタジーとリアリティ。そんな二つの相反する「超自然」を描き、受け入れているこの曲の姿勢はまさに「超自然」。エモさをお家芸とするNEWSさんですがこの曲ほどそのエモさを出しているものはないでしょう。そしてそのエモさにピッタリ合う曲の素晴らしさ。「supernatural」の詰め込み具合といい、歌とメロディの掛け合いといい、可愛らしさと大人っぽさを持つ曲なのです。

そして増田さんの歌声とのマッチ具合が素晴らしい。最後のソロでのサビは何度聴いてもたまりません。この曲の持つ透明感と増田さんの歌声の透明感がリンクするからでしょう。その増田さんの歌声は天使。穢れなき天使です。

本当にこの曲が好きで別に記事も書いているので詳しくはこちらをどうぞ。DandelionとSupernatural - ダイラタンシーはテストに出ます

 

 

秋の空

恋人に振られた切なさを秋空の哀愁とリンクさせているこの曲。この曲を聴くと胸の柔らかい部分をギュッと握られているような気分になります。具体的な言葉は少ないのに相手のことを物凄く愛していた、また今でも愛おしく思っているのがわかるような曲です。

この今でも愛おしく思っているのがわかる曲って本当に素晴らしいなと思っていて。振られただけじゃなくてその先を伝える。この感情の神聖さ、非現実さが美しくもあり、NEWSさんにとても似合うなぁと思っています。

それを感じさせるのが時間軸によって用いられているフレーズの違いです。相手と一緒にいる時の情景には「雨」や「海」などの水に関わるフレーズが多く使われており、純粋や透明なイメージを抱きます。それに対して振られた後のフレーズは「澄み渡る」の言葉のから分かる通り、水ではなく「空気」や「風」。同じように透明感を感じさせる両者ですが根本は全く違います。その違いが最も感じられるのが最後の部分。振られた時には「泣きながら 泣きながら 見上げた雨の空」であったのが歌っている現在の時間軸では「泣かないで 泣かないで 澄み渡る青い空」。当時は自分のことだけにスポットが当てられていたのが今では相手にスポットが当たっている。それがこの「水」と「風」のイメージによって相対化し、両者の透明感によって統一感を出している。相反する2つの印象を上手く歌っている彼らは本当に素晴らしいなと思います。

そしてこの切なさをメインに持っていきながら優しさと愛で包まれているのがわかるところが素晴らしい。恋愛感情だけではなく親愛だったり慈愛を感じさせるところが素敵で好きです。そして「NEWSさんって振られてしまうな曲多いよな……」と思いますが仕方がない。だって傷付いた彼ら無茶苦茶カッコいいもの。歌っている彼らの美しさ、彼らの歌声の素晴らしさ。これが「振られる」という行為によってさらに輝くのです。本当に美しい……。

 

 

2人/130000000の奇跡

タイトルのインパクト、そして愛らしさが印象的なこの曲。確率の問題でも早々出てこない数です。何回サイコロを振り、何回カードをめくればいいのでしょう。

そしてギターと電子音、エコーが絶妙に混ざりあっているような楽曲の心の持っていかれ具合は言うまでもありません。最初の増田さんの声の可愛いらしさ、加藤さんの1度は皆悶えるであろう「モノクロに見えんだ」、山下さんのクセになる「神様の悪戯なの」。山下さんの「悪戯なの」のリズムの取り方が物凄く好きで擦り切れるほど聴きました。1:02辺りからなので是非是非聴いて欲しいところです。このように各々の良さがこの曲に合わせて出ているような気がします。可愛くて幸せで愛に埋もれているような。そんな気持ちにさせてくれる。そんな1番では「2人/130000000の奇跡」であった2人が2番では「2人/130000000の悲劇」となる。なんて切ない。

そしてこの曲の主人公の未練は残ったままです。この描写が素晴らしい。1番であらわれていた歌詞の可愛らしさを切なさに置き換えていく。特にサビの彼女の「『会いたくない』」と主人公の「逢いたいよ」。字面だけでもグッとくるものがありますが意味的な部分でも素敵です。自発的な「会う」と運命的な「逢う」。それぞれの相手への思いが表現されています。

そしてそんな歌詞と彼らの切ない歌声との相性の良さ。手越さん、錦戸さん、小山さんのソロの流れの切なさはまるで雨の中寒さに震える仔犬のよう。胸の柔らかいところをぎゅっと掴みます。特によくネコ科のようだと言われる小山さんの仔犬っぷりは素晴らしいです。ギャップ。これぞギャップ。そこからの全員でのサビが本当に良い。それまでにAメロからCメロでそれぞれメンバーが重ねてきたものを一気に盛り立てます。この盛り上がり具合のワクワク感はもちろんのことそこにある隠しきれない切なさ。それがこの曲にピッタリで。本当に彼らは上手いなぁ、素敵だなぁと思います。

 

 

Dancin' in the Secret

その名の通り踊る!踊る!緑のレーザーがバンバン飛び交う中、黒でまとめられた衣装でガシガシ踊るNEWSさんのカッコよさと言ったらもう!!垂涎モノです。NEWSさんの持つ「王道のカッコよさ」を全面に持ってきたようなこの曲。パンパンリズム良く変わっていく歌割りにリズム感の良い完成されきっている曲。そしてNEWSさんお得意のワンナイトラブな歌詞!!ただでさえ素晴らしいこの曲は落ち着いた曲が多い「LIVE」に収録されていくことで存在感と輝きを増します。さっきまでナヨナヨしていたり、振られてしまった彼らとは同一人物とは思えない圧倒的勝ち組感。それぞれの魅力的過ぎるソロに、暴力的な程に心惹かれるユニゾン。たまらないわけがありません。

そして彼らの歌声の後ろで聴こえる女性コーラスがまたカッコいい。この女性コーラスの加工の感じが妖艶で素晴らしいのです。何故機械で加工されたことで妖艶になるのでしょう。わからない。何故そうなるかはわからないけれどこれがカッコいいことはわかる。わかるぞ!!そんなIQの低い感想を抱いてしまうほどこの加工がこの曲にぴったりなのです。そしてその加工された女性の声と山下さんの声の似合い具合が凄く良いのです。特に出だしのリンクっぷりが素晴らしい。同じ人が歌っているんじゃないか?と思ってしまうほどのリンク具合なのです。そこから手越さん加藤さんと続くのですが、比較的女性的な声の山下さん手越さんからの男性的な加藤さんの声の破壊力が凄い。お2人が丁寧に作ってきた妖しさを加藤さんが一気にサビまで持っていくのです。そこからのサビの流れ。ここが本当にグッと来ます。

勿論、彼らの声も要所要所で加工されているのですがそのさじ加減も素晴らしい。特に錦戸さんの特徴的な声との相性が良い。ユニゾンでも錦戸さんの声が強調されていることでこの曲との親和性を強め、雄々しさを出しているように思えます。そんな彼らの声がノンストップで我々をリードしながらも気持ちいいタイミングで緩急をかけていくのです。まさにカッコよさのジェットコースターやぁ!!(cv:彦摩呂)夜の街で余裕たっぷりに遊んでいる姿が思い浮かばれます。

また、声が非常に艶っぽい。特に増田さんと小山さん。一般的なイメージでは性とは対極にあるような2人の妖艶さ艶めかしさ。この2人のギャップを非常に感じさせるのがこのDancin' in the Secretなのです。それが電子音の波のようなこの曲と非常にマッチしているのが本当に素晴らしい。そして最後の大サビの手越さんの強さ。こちらは曲と真逆の生の歌声の強さがあり、非常に対称的でありそれが相乗効果を生み出しています。この生々しさが本当に清々しく逆に性的な美しさを生み出しているのです。こんなカッコいい曲を歌う彼らがカッコよくないわけがない。そう感じる曲です。

 

 

ワンダーランド

ワンダーランドって実は物凄いわかりやすい応援歌で。ざっくり言うと「どんな大変なことでも諦めないでやっていこうよ」という感じ。そんな王道過ぎる歌詞なのに曲がビックリするぐらいカッコよくてスタイリッシュなのです。だから応援されているという気持ちよりも彼らの背中をみて自分達が自発的に前を向くような気分になる。だからこんなに応援されているはずなのになんで自分から前向きになったような気分になれるの?何故?何故!?となるのです。でもそれはそれで良いことなのかもしれないなぁと。少年と言われてきた頃から応援歌を歌い続けてきた彼らが全員社会人となった最初のアルバムであるこの「LIVE」だからこその応援の仕方なのだと思います。真っ直ぐなのにそれをそのまま伝えるのではなく、NEWSらしさで包んで伝えるところが大人の余裕というものを持つことによってできたのじゃないかなぁと。

そして「Dancin'n in the secret」「さくらガール」という全く別の方向の大人らしさ、余裕さ、落ち着きを持つこの2つの曲にこの「ワンダーランド」がいることでさらにこの曲が大人っぽくみえ、少しわかりにくかった「応援歌らしさ」を対比的にみせているように思えます。

また、対比といえばこの曲での掛け合い。増田さん加藤さんのソロに対してメンバーのユニゾンで応えていくところが物凄くカッコよくてとても贅沢なのです。2人の個の力を感じながらユニゾンの素晴らしさを実感できるのが素敵。少年から青年になることで手に入れた現実と共にファンタジーのかたまりのような「ワンダーランド」を目指すという構図を感じさせるこの曲は王子でありながら現代っ子味溢れる彼らによく似合っているなぁと思います。

 

 

さくらガール

昨年はこの曲についての「にゅすほめ」をしました。

 http://saltanddilatancy.hatenablog.com/entry/2015/12/25/035205

それでも足りないくらいこの曲は素晴らしい。何度聴いても心を大きく揺さぶられます。それはさくらガールが名曲なだけじゃなくてさくらガールの世界が彼ら自身にリンクするからなのかもしれません。切ないこともかなしいこともあったけれどそれでも前を向いていく。そういう儚いけれど揺るがない何かを感じられるのがこのさくらガールなのだと思います。桜吹雪の中で柔らかく凛と立ち、時々あふれんばかりのダブルピースをする彼らは我々の愛してやまない彼らです。

 

 

BE FUNKY!

加藤さん主演ドラマ「トラブルマン」の主題歌であったこの曲。この曲の盛り上がり具合は尋常ではありません。

1番での「『やめたら 絶対楽だぜ』 悪魔が」の部分を増田さんが「『まだ本気じゃないでしょ』 天使が」の部分を錦戸さんが歌うというこの歌割りは何度聴いても素晴らしいです。これを考えた人に厚めのハムをあげたい。そして2番の「悪魔が 呟いてたって 天使が 何言ってたって 絶対 信じる道を貫くよ」に繋がるところがまた良い。物凄く良い。歌割りが一定じゃないところがこの曲の良いところであると思っています。「ここは山下さんに歌って欲しい!!」「ここは絶対手越さん!!」というポイントポイントに焦点が当てられていてるのがこの曲に非常に合っている。そして最終的にバランスが取れている楽曲であるのが物凄いミラクルだし素晴らしいなと思います。

また、「案ずるよりも 産むが易しだ」「後悔先に立たずなれど 逆境転じて福となせ」などのことわざや四字熟語を散りばめているワクワク加減。現代人の悩みを歌う部分が多い中、これらの語彙がこの曲をキラキラと生かしていきます。この語彙の幅によって人生に悩んでいるのにどこかゲーム感覚で楽しんでいるように感じられる余裕が見え隠れするのが良い。ただただ打ちのめされているだけではなくその状況を楽しむ明るい屈折加減。それはどこか加藤さんを思い出させます。だって加藤さん主演ドラマの主題歌だもの!!加藤さんとリンクさせてしまうよね(しがない加藤担の叫び)!!そしてやはりグッと来るのが「Night and Day 悩んで ないでススメヨ」の部分。歌詞の凝り具合、ふざけ具合、本当にバランスのとれた素晴らしい歌詞だと思います。これをNEWSさんがユニゾンで歌う強さ。これ以上の応援ゼリフはあるでしょうか。いや、ありません。

リアルな悩みを抱えながら不敵に笑い全力で突っ走って行く姿は死ぬ程カッコいいです。

 

 

D.T.F

先月のザ少年倶楽部プレミアムの「premiumshow」で披露され、改めてこの曲を知った、思い出した方も多いこの曲。そうです。D.T.FはこのLIVEに収録されているのです。

NEWSさんの曲のイントロはどれも聴く我々をワクワクさせますが、この曲も例外ではありません。ど頭のアホっぽそうな音からのコーラスによる「D.T.F」の繰り返しに思わず同じように手を鳴らしたくなるクラップ。まさに盛り上がるイントロのお手本のような曲です。このイントロ凄いところは聴くだけで「うっわ、やっば。やっば。」と語彙力とIQを奪ってしまう攻撃力の高さにあると思います。素晴らしいとしか言いようがありません。特に最初のシャウティングチキンの鳴き声のようなあのアホっぽい音!!最高にこの曲の題名「D.T.F」に相応しいものだと思います。

そして何よりお伝えしたいのはこの曲の題名と彼らの似合い具合です。高学歴、天才の集まる彼らからの「Do to fool(バカになれ!!)」こんなにたまらないことはあるでしょうか、いやありません。こんなこと頭が良い人達だから言えるセリフであって。それがこんなにもカッコよく相応しく言える彼らはなんて素晴らしいのでしょうか。物凄く考えていたり頭を回転させる人達が何も考えないで自由に生きることってある意味物凄く難しいことだと思うのですが、それをこんなにもライトにポップに伝えている。それはインテリジェンスとワンナイトという対極にある要素を持つNEWSさんだからできる芸当だと思います。そして「オレといれば アツい夜に早変わり 不思議!」「Hey! ちょっと よそ見すんなよ オレだけを見ていてよ」と言う自分と一緒ならこんなメリットがあるよ!!自分に夢中になってよ!!というワンコのような一生懸命が伝わるこれらのセリフがあるのもまた良い。「バカになろうよ」というメッセージに下心があるのが真っ直ぐな男の子らしさを強く感じさせていて素敵だと思うのです。そして下心があるけど描かれているのは「盛り上がるぞ!!」「今日は楽しむぞ!!」というメッセージのみ。こんなにクラブ感パーティ感があるのに全くいやらしい言葉がないのです。その健全性がまた良いなぁNEWSさんらしいなぁと思います。

そして、ABメロの山下さん、増田さんの透明感に紛れている色気を感じる歌声が本当に良い。特に山下さんの「不思議!」、増田さんの「最高の一夜さ」の部分。一気に色気を放出しているのが本当に良い。また、錦戸さんと加藤さん、手越さんと小山さんいう声質の似ているペアで歌わせていることによってそれぞれのキャラクター、違いを出している点もとても素晴らしい。別方向から説得され、サビに駆け上がる感じが本当にたまらないのです。そこからのサビのただただ楽しむことに専念するような真っ直ぐでシンプルなメッセージにたどり着くこの流れが素晴らしく、非常にワクワクします。本当に素晴らしい。

 

 

内容の無い手紙

NEWSさんの深く重い愛が詰まったこの曲。これ程までに愛が深く感じられる曲はなかなかないと思います。

「手紙を書く」という行為によってここまで相手への愛情を伝えることができるのか……と言語の奥深さを感じさせるこの曲。そして手紙を書く行為がすぐに相手への愛情となる真っ直ぐさ具合。「けど思いを綴るって難しいな 書こうとして改めて愛しさを知った」という部分はまさに相手へのベタ惚れを感じさせるところです。また「ペンのインクが無くなるまでは書き続けよう」という部分も愛情に溢れています。ボールペンのインクがなくなるまでって相当な量ですよね。凄い。そしてそれだけ書いた手紙のことを「内容の無い手紙」と言い切ってしまうところがまた凄い。それはまさに無償の愛。多分、「相手への愛情を綴る」という行為が重要なのであってその結果である手紙はそこまで大切ではない。だから「内容の無い手紙」なのかもしれません。凄い、凄過ぎる。

そしてそこまでの重過ぎると言っても過言ではないこの歌詞を暖かい愛として感じさせるNEWSさんの表現力の素晴らしさ。全体的に声が暖かく柔らかいのです。語尾を最後まで歌いきっているのでキチッと文章が完成されているようになっているのが大きな要因だと思っているのですがどうでしょう。むむ。

また、歌割りも素晴らしい。それぞれのソロでの部分では手紙を書くことについて歌い、ユニゾンであるサビではその手紙の意味よりも相手を愛していることの重要性を歌っている。この歌う内容がユニゾンとソロで綺麗に別れているのが素晴らしい。唯一の例外であるのが最初のソロの「No letter contents」です。個人が歌う際にはにはエコーがかかっていたり、重ねるように歌っていたりしている。そしてそれが最終的にユニゾンとしてまとまるところだけでも胸アツなのですがこれが最後には全員で歌い続けるのが感動。惚れる。本当にソロとユニゾンの使い分けに惚れる。

また、サビの「好きだって」の「き」で⤴とグイッと上がる部分が揃っているところもたまりません。この部分があることで相手への愛情が昂っているのが本当によくわかる。

愛を詰めて詰めて詰めきれないほど詰めた曲。それがこの「内容の無い手紙」です。

 

 

エンドレス・サマー

名曲中の名曲。2012年に発売された「NEWS BEST」にあるファン投票での上位曲が収録された「FAN SELECTION BEST」でも堂々の1位を飾りました。

青くって苦々しくてでも捨て切れないそんな感情を歌っているこの曲は誰しもがある瞬間を懐かしみ、切なく愛おしく思わせます。ありふれたアイドルではないグループが、ありふれた人生を送っていない彼らが、歌う「ありふれた大人になっても」という言葉の説得力。それだけで涙が零れ落ちてしまいそうなのです。まだまだ彼らは若くて未来が輝いているはずなのにそれでもこの言葉がしっくり来てしまって、若かりし頃の眩しさ儚さを羨ましく懐かしく思ってしまう。そのことがどれだけ嬉しくて哀しいことか。色々な感情を一気に思い起こさせるこの曲の力は絶大です。

そしてこの曲は過去も現在も未来もどの時代も歌いきっている。まさにエンドレス。それだけ大きく強い曲なのにどこか脆さ、危うさを感じるのは何故でしょう。それは歌う彼らがまだまだ大きくなるから未完成だからだと思います。きっとこの曲は歌う一瞬一瞬がどれもがこの曲に彼らが最高に相応しい瞬間であり続ける曲なのかもしれません。

過去を慈しみ、未来への希望を持ち、今を愛す。そんなこの曲が彼らの曲であって嬉しい。そう聴く度に思います。

 

 

Share

作詞作曲NEWS。それだけでこの曲は彼らにとってとても大きな存在であるのがわかります。題名の由来は加藤さんの作詞した「共有しているオト・カゼ・ヒカリ」。そこの「共有」からとって「share」となりましたがそこまでが長かった。題名を決めきれず延々と悩む加藤さんをみて私は「彼を自担にしてよかった」と心底思いました。彼がこの曲を大切にしていている。だから悩む。その姿をみてなんだかそれだけで胸いっぱいになってしまったのです。

それぞれが自身で作詞した部分を歌うのですが全員歌詞が多過ぎて歌うのが無茶苦茶大変。それほどまでにこの曲に込められた思いだったり願いだったりがとても大きくて。彼らが「NEWS」というものを彼らなりにとても愛しているのだなと感じるのです。そんなギュウギュウに詰めこまれた歌詞に思い切り感情を込めて歌っている彼らをみる度に何とも言えない感情が生まれます。その気持ちを一気に思い起こさせるのが最初の小山さんの部分。本当に小山さんとイントロの親和性は素晴らしいものだなぁと思うのですが、この曲でもその魅力は発揮されています。早口言葉のような様々の愛の羅列をハッキリと聴こえる発音の良さを生かし、滑らかに歌い上げます。この部分をつまづくことなく歌える小山さんの滑舌の良さ、肺活量の素晴らしさに感動を覚えます。そして最後の「なれんだよ」。この少し崩れた口語調が親近感を抱かせ、愛おしさがグッと生まれるのです。この最後の愛情表現が本当に小山さんらしくて素敵なのです。

このようにどの歌詞も彼ららしさが出ていて物凄く愛おしい。言葉のチョイスは勿論、伝える相手、言葉の語尾、韻の踏み方。特に増田さん。「バレバレ」「ヤレヤレ」この2つの語彙が出てくるところも勿論ですがそれを歌う増田さんが本当に「まっすー」らしくてとても好きです。そしてその後ろに隠されている「増田貴久」があるのが本当に増田さんらしくて。凄い素敵なのです。

どれもこれも「っぽくて」なんだか笑えてしまってでもそれだけ彼らが彼らとしてそれぞれがあるんだなと感じます。そんなことを思うのが錦戸さんの「無理に一つにならずに 混ざりあえない日はそのままでいい 一人一人が持つ色だから 鮮やかなマーブル描けばいい」の部分。この歌詞は本当に秀逸だなと思っていて。NEWSとして関ジャニ∞として色々なものをみてきた錦戸さんだから言えることだと思うのです。統一感だけが全てじゃなくて違うことで何かが生まれる、それはそれで物凄い良いことなんだと改めて気付かされる、そんな歌詞なのです。それをこんなにも美しい言葉で表しているところが物凄く好きです。

また、山下さんの「例え離れてたって心は 一つに繋がってるよ いるよそばにI promise you」はどこか未来の出来事を予想しているような歌詞ですが、それでも愛し続けていることがわかる歌詞です。物凄くカッコよくて物凄くニクい。それが物凄く人間らしくアイドルらしくて素敵だと思います。

それぞれのメンバーの息つくまもないソロとは対称的に最後の手越さんののびのびとした部分(それでも詰め込んでる感は否めませんが)。それがあることによってこの曲の世界が一気に広がります。また、手越さんの「僕」という一人称。なんだかくすぐったい気持ちもしますがそれがまた良い。

そしてこれをコンサートでのパフォーマンスも素晴らしい。2012年に行われた「美しい恋にするよ」のshareも印象深いですが、2010年の「LIVE!LIVE!LIVE!」のパフォーマンスも素晴らしいものなのです。サビでのそれぞれのメンバーカラーによって照られし出された彼らの影。あれほど照明の素晴らしさを感じた曲はありません。

 

Forever(Unplugged Ver.)

前作「color」で収録されたForeverを再収録したこの曲がこのアルバムの最後を飾ります。 

そしてこの再収録の方法が非常にニクい。Unpluggedなのです。つまり、アンプを通した音ではなく生演奏、アコースティックバージョンということ。前作のForeverのインストがかなり電子音感が強かったのでその違いがとても明白であり、また前作からの彼らの歌唱力の成長具合を感じ取ることができます。特に手越さん。ただでさえ、無茶苦茶歌が上手いのにメキメキと上達しているのが感じられるのです。イントロから手越さんの美声に引き込まれていきます。そしてユニゾンの部分も調整されていないのでいつものユニゾンは違い、新鮮に感じますが声の「束感」を感じられてとても良い。

また、増田さんの大サビに持っていく部分の美しさ。「迷わずに誓えるから」の「えるから」に全てを持っていかれるのです。そこからの一気に揃うユニゾンが素晴らしく、最後の最後で彼らだけの「You're my precious baby」と言うところの気持ち良さはたまらないものがあります。この気持ち良さはUnpluggedであることで更に強くなっているようになっています。生演奏でやることでの価値を曲中にも感じさせながら最後でまた再認識させるところがとても良い。

また、この曲は永遠に貴女を愛し、幸せにすることを約束するというメッセージを感じ取ることが出来ます。そしてその相手への愛情が本当に素晴らしい。加藤さんの「どうかいつも元気で 笑っていて欲しい」という部分がとても切なく慈愛に満ちていて素敵なのです。一方、小山さんの「君のいない未来は なんの意味もないから」と言う部分が相手への真っ直ぐな愛情、大切にしているということがわかるのがとても良く、加藤さんとの対比になっているように思えます。このシンメ感がたまらない。そしてこのある意味プロポーズのようなこの曲は永遠という生死という有限のものと真逆なタイトルを持つことでその愛を強くさせ、生死の存在を微かに残しているのが秀逸だと思います。

最後にコンサートとしての「LIVE」生きることとしての「LIVE」、両方を感じさせるこの曲がアルバムとしての「LIVE」の幕を降ろすのです。

 

 

 

特典映像が素晴らしい

 

初回限定盤にのみついている特典映像「UnpluggedLIVE」。今回のアルバムの中から春夏秋冬をテーマに選ばれた曲を生演奏で披露しています。ざっくり言うと少年倶楽部プレミアムのpremium showを円盤にした感じ。

演奏も生演奏でテンポや雰囲気が違うのは勿論ですがここでお伝えしたいのはメンバーの声です。CD音源とは異なる声のバランス、震え。強弱の付け方に歌い方の癖。完璧なものではないかもしれないけれどその歌声はとても心に響くものなのです。

個人的には皆さんがイヤモニを付けているのにもグッと来ます*1。皆さんの本気具合、プロ意識の高さを感じます。そして増田さんが最初から早々にイヤモニを外しているところも増田さんらしくてとても好きです。そしてコヤシゲのお2人のイヤモニに感じる時代の流れ。ちょっぴり切なくなるけれど素敵なものは素敵です。イヤホンとピアスの組み合わせはいつ見ても素晴らしい。因みに錦戸さんが付けている黄色に音符が描かれているイヤモニは今でも現役のはず。物持ちめっちゃ良いな、錦戸さん。

またカメラワークの素晴らしさ。ボカシやクレーンありとあらゆる技術を駆使し、それぞれの表情は勿論、口元や脚までもをバランス良く映しています。その中でもグッと来るのが増田さんの手元。指を鳴らすことでリズムをとるその手の美しさは言葉に出来ない程です。また、マイクを握り締めて歌うメンバーも多いので手フェチの方には堪らない映像となっております。個人的に小山さんのスポーツタイプ的な腕時計がツボです。every.が始まったばかりの時期なので黒染めっぽさが感じられる黒髪にその腕時計がまぁ似合う似合う。「こんな小山さん惚れないわけがないじゃない……」と思いながらみております。

そして曲ごとにメンバーの立ち位置が変わったり、ジャケットを脱いだり、立ったり座ったりしていて飽きさせない工夫が満載です。ジャケット姿は勿論、ジャケット姿脱いだ後のシャツ姿も素敵。腕まくりをしているところもたまりません。そしてネクタイやベスト、ストールなのどの小物がキラキラしていたり、手元のアクセがわかるのも良い。あ、増田さんシャツ出ししてる!!山下さん、ベストだったんだ!!とジャケットではわからない細かいところにドキドキできるのがまたお得感があります。

そして照明も曲ごとに変えているところも素晴らしい。どの曲もその季節の空や空気感を感じさせる照明でたまりません。特に「秋の空」での夕焼けの西日の様な眩しくも切ないライティングが一方方向から行われているのが曲にマッチしていて感動ものです。夕焼けに照らされているNEWSさんの美しさは言うまでもありません。 

また、皆が大好きなメイキング映像もしっかり収録されているのです!そのときのNEWSさんの可愛さったるや。私服でぐだぐだしたり、スタッフとの打ち合わせで真剣な表情をみせたり。手越さんの謎の私服や加藤さんのヘアバンド姿は「そりゃあ寒いでしょうよ……」「髪切れ!!って言われるわ……」と当時ギャーギャー言われていたことに納得できるような姿を再確認できます。

そしてキャイキャイやっているNEWSさんの可愛さがもうたまりません。錦戸さんと山下さんのボトムスが似ていることで照れあったり、「SUMMER TIME」の合いの手の部分でふざけてみたり。錦戸さんが音程を確認している時に「合っています」と答える手越さんの後輩っぽさ、歌い間違いで照れる姿は今では中々みられるものではありません。そのワンコっぽさは「可愛い」としか言い様がありません。ロウソクに手を当てて「熱かった……」と言う手越さんはもう小型犬にしかみえません。また、カメラに人見知りする加藤さんとは対象的にカメラに絡んでいく増田さんの天使っぷり。ニコニコしている姿に母性が疼きます。「just do it!」にハマっている山下さんはその発音の良さにワクワクしニコニコと増田さんに囁いて無茶ぶりする姿にみている側も思わずニコニコしてしまいます。それに対する増田さんの返しはリ `▽´ノリの顔文字ピッタリで心を射抜かれてしまいます。小山さん、増田さんとふざけていて思わずロウソクに当たっまいそうな加藤さんの天然ぶりも可愛い。秋の空のピアノ演奏に何度もチャレンジしながら「難しいわ……凄いな!!」とピアニストさんの凄さに心から感動する錦戸さんのピュアさもたまりません。小山さんの最初の私服姿でのスタッフさんの挨拶やカメラに向かっての話し方がとても落ち着いていて「さすが最年長……」と思いながら惚れてしまいます。滅茶苦茶カッコいいんですもの。

 また、最後のエンディングをどうするかでキャイキャイ言いながらエンドロールになるのですがそのエンドロールもまた良い。Foreverの演奏シーンと共にメイキングですらみられなかった笑顔が沢山流れます。良い笑顔とはこのことを言うんだな……という笑顔。

 また、NEWS担さん大好きメニュー画面も素晴らしい。新聞を重ねたようなデザインはそれだけでも「お洒落」と言わざるを得ない美しさ。それに加えそれぞれのフォントが別々であるところにも心惹かれます。そして題名が見出しであるのに対して記事がそれぞれの曲の歌詞であり、日付が発売日の2010年9月15日に統一されている細やかさ。本当に素敵。誠に素晴らしい。

 

 

パッケージが素晴らしい

 

白背景に大きな「LIVE」の文字のオブジェ。その上に ちょっとカジュアルめな正装で座っている彼ら。通常盤のジャケットの彼らです。

各々の足の細さ、長さを遺憾なく発揮しているポージングは勿論のこと、全体のバランスの良さに感動を覚えます。ただ座っているだけなのに六人六様の表情・座り方。なのに一目でみるととても統一感に溢れている。それは立つとバラバラな頭の位置が座ることで1列にみえることだったり、白バックに浮く黒系の衣装であることだったりするのですが、なんと言っても彼らが持つ雰囲気が一番の要因でしょう。バラバラだけれど同じ。その危うさであり強さである何かを強く感じるのがこの通常盤のジャケットです。

 

また、ブックレットも素敵です。先程の「LIVE」のオブジェの前に立つ*2彼ら。このオブジェは新聞をモチーフにしたプリントが施されているのでブックレットではジャケットで感じられた「白」よりも新聞の文字による「黒」を感じられます。その黒は闇や暗さを感じさせないとても明るくスタイリッシュな黒。その黒と彼らの相性は抜群で普段の何倍もカッコ良く凛としているように思えます。言うなればみているだけで背筋がピンと伸びて自信に満ち溢れている感じ。強くてスタイリッシュで余裕があって「都会感」に溢れている。それは「アイドル:NEWS」というよりも「NEWS:NEWS」と思わせるような何かを感じます。私はそんな彼らの「都会感」「現代感」が物凄く好きです。

そしてブックレット真ん中見開きの彼らはジャケットと同じようにオブジェに座っているのに談笑していたり緩んだ表情で笑っていたりします。その「若者っぽさ」「青年らしさ」が先程の「都会感」「現代感」とのギャップを生み出していて強く心を惹かれます。そんな通常盤ブックレットはみているだけでワクワクさせ、自信を与えてくれます。

 

 

次に初回限定盤。通常盤とは打って変わって白ベースの衣装に身を包み、差し色としてそれぞれのメンバーカラーを用いています*3。そして自分の上半身が印刷された紙を新聞を読んでいるかのように持つことでまるでそこに彼らがいるようにみせています。そのアイデアに脱帽です。彼らは顔を見せていないのに彼らがまるでそこにいる。このシンプルでチャーミングなアイデアはこのLIVEのパッケージにとても合っているように感じます。

そして通常盤とは対照的にこの初回限定盤では全員が「右脚を組む」という同じポーズをとることで差し色のメンバーカラーで分かりにくくなってしまった統一性を演出しています。そうすることで通常盤と同じように「バラバラだけれど同じ」を表現しているように思えます。また通常盤と初回限定盤二種類の円盤のジャケットの絶妙なズレ、同一性によってこれら2枚のアルバムでも「バラバラだけれど同じ」を感じさせるエモさをつくり出しているのでしょう。

また、ジャケットの裏面ではジャケットと同じポーズをとっているのに持っている紙の写真を変えることで「訝しげに見るメンバーとそれに不服を唱える加藤さん」という構図ができあがります。その写真に流れる空気感の楽しさ良さがまた彼ららしくて良いなぁと感じます。

また、歌詞カードが冊子状ではなく大きな1枚の紙なのですが紙質が他のものとは違いザラザラ感が強いものを使っています。その質感はまるで新聞紙のようです。そしてデザインも非常に新聞紙に寄せている。歌詞やメンバー名の配置は勿論、このアルバムを引っ提げて行うツアーの告知や新シングルのお知らせなどをまるで新聞広告のように載せているところなど芸が細かく非常にワクワクさせます。

そしてくすんだ歌詞カードにそれぞれの差し色が良いアクセントになっている彼らの写真。そのデザイン性もさることながら彼らの表情がとても良いのです。特に錦戸さん。それぞれがカッコつけていたり柔らかく微笑んでいたりする中、錦戸さんただ1人が弾けんばかりの笑顔でいるのです。その笑顔を見る度に私は錦戸さんがNEWSであった意義を大きく見出します。今は違うけれどあの時あの瞬間の居場所は間違いなくNEWSにもあった。そう思えるのです。

そんなたった1枚の紙なのに色々な感情を抱かせ、最終的に根拠のあるポジティブさを持たせてくれるブックレット、そして「LIVE」のパッケージは本当に素晴らしいと思います。

 

 

 

 

「LIVE」を始めとした4人時代ではない作品をみられない、みたくないファンの方はいっぱいいるはずです。完全なる個人の意見ですがそれならそれでみなくても大丈夫なんじゃないでしょうか。何故なら好きなものをどういう風に愛するのかは人それぞれであって(公序良俗に反しない程度で)その人が楽しくそれを愛していたら良いんじゃないかなと……。大事なのは本人が楽しいか否かです。楽しくないヲタク活動ほど悲しいものはありません。

だから私は「LIVE」の良さについて語りました。それが私にとって楽しい彼らへの愛を叫ぶ方法なのです。物凄く好きなものへの愛を語るのは楽しくて仕方がありませんでした。

 

そしてこの「LIVE」というアルバムを引っ提げていた彼らはもういません。ですが、「LIVE」というアルバムを己を輝かせるために最高の使い方をしてくれるのが今の彼らです。多分、今の彼らはあの時以上にカッコよくて魅力的で輝いている。そんな彼らを応援し愛することができるのが私にとって何よりも幸せであり、自慢です。これから先、彼らは更に素敵になっていくでしょう。そんなことを確信させてくれる彼らってなんて素晴らしいんだ!!素晴ら!!

 

 

 

もっともっと彼らの良いところは褒めたいところはあるけれどきっと他の方々が褒めてくれるはずです。というわけで私の「にゅすほめ」を終わります。長く拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました。では!!

*1:手越さん、山下さんは髪型でイヤモニが確認できず

*2:手越さんだけは座っていますが

*3:これも手越さんだけピンクではなくオレンジが差し色となっている

「カッコいい大人」

リオオリンピックの閉会式が今日行われた。次回の開催地である東京が紹介された。世界一有名な水道管工が、世の中で一番愛されているネコ型ロボットが、cawaiiの原点であり象徴であるネコがその画面上で我々に夢を希望をワクワクを与えてくれた。凄くカッコよかった。何かもう、それだけしか言えなかった。「すげぇ!!」「かっけぇ!!」と言う言葉を何度も何度も繰り返していた。そんなキラキラしててカッコよくて仕方がないものを作っているのが私が大好きな大人達だということを知って物凄い誇りに思った。「私の好きな大人達がこんな凄いカッコいいもの作ってるんだよ!!凄くない!?」って誰かに言いたくなった。誰かと共有したかった。でもできなかった。

 

それはきっと私が人見知りで誰かに話しかけられないこともあるだろうし、今日が台風の脅威にさらされた日で人になかなか会えない日だったこともあるだろう。それよりなにより私は受験生だ。周りの子も受験生だ。皆将来のために必死になって勉強している。そんな彼らの貴重な時間を私のワクワクを費やすのは忍びなかった。だって10分間のあの動画を見ている暇があれば大問の1つや2つは解くことができる。いつまでも覚えられない英単語も数学の公式もホルモンの名前も気候も覚えられるかもしれない。そう思ったら言えなかった。多分優しいあの子は聴いてくれるけれど「そうなんだ~」って苦笑いして終わるだろう。残るのは気まずい空白と私の心に残る罪悪感だけだ。だからTwitterで呟いた。140字に詰め込みきれない思いを詰め込んだ。でも私の記憶容量は小さ過ぎてみた瞬間に抱いた感情を全ては呟ききれなかった。物凄い悔しかった。呟ききれないことにもこんな時期にそんなことを呟いている自分にも何もかもが悔しくて虚しくなった。うわーってなってパソコンを開いた。終わっていなかった卒業文集の文章を完成させて取り込んでいなかった大量のCDを取り込んでここでパソコンのキーを打っている。きっとこの時間は無駄なんだろうけどでもここでぐずぐず言わないとまた私の世界が崩れてしまう気がした。だからキーを打つ。

 

カッコいい大人が大好きだ。そういう大人が輝けるこの世界が好きだ。本当に好きで好きで仕方がない。だから私が大人になった時そういう風に思われる大人になろうと決めた。そういう大人になりたくて、彼らの背中に追い付きたくて。どうすればいいかスズムシのような脳みそをカラカラ鳴らして考えた。カラカラ。コロコロ。ピーン。そうして出た答えの一つが「無茶苦茶勉強すること」だった。勉強をいっぱいして使えない頭を使えるようになったらカッコいいあの人達みたいになれるかもしれない。勉強をして頭の良い人達がいっぱいいる学校に行ったらあの人達みたいな人に会えるかもしれない。そういう「夢」とか「希望」とかを原動力にして頑張った。頑張ったかいがあって今私は世ではすげぇ!!って言われる学校に通っている。この学校にいることは私の数少ない誇りだったりする。だって無茶苦茶頑張ったもん。だから自慢してしまう。私,頑張ったんだ!!いえーい!!って。私この学校の生徒で楽しくやってるんだ!!うわーお!!って。そうやって半分誇りに半分恥ずかしがりながら私は私のみている世界を広げた。実際その学校に通っている子は自分が思い描いていたカッコいい人たちばかりじゃなくて自分を同じように普通の高校生ばっかで。あの時に抱いていたものは幻想のパーセンテージが多めだったけれど。確かにみたくないものもいっぱいみたけど。経験したくなかったことも経験したけど楽しかったから後悔はしていない。というか後悔したくない。自分のみる世界はちゃんと広がったから。そうやって大人になっていくんだって誰かが言っていたから。その誰かが言うには傷付かないで大人にはなれないらしい。てめぇはどこぞの青春漫画の主人公かっつー話なんだけど。でもそうやって少しはあの時に憧れていたカッコいい大人に近付けたかなって思ってた。だからあの映像をみた時に「あぁ、やっぱりこの人達はカッコいいなぁ」って思って凄い嬉しくなっちゃってしまったんだと思う。でもそれを共有できなくて「悔しい」って思ってしまった私はまだまだ子供だ。まだまだ彼らには足元にも及ばないんだ。

 

そう思ったらなんだかスッキリした。うわーってなった原因である開会式の映像をもう一回みて、モヤモヤの一因だったSMAPさんのこともさっき流れたSMAP×SMAPのOPをみてなんかが少しだけ晴れた。この世はやっぱり汚くて不条理で自分はみじめで頭でっかちだけれどこの世界には物凄いカッコいい大人達が必死になってこんな凄いカッコいいものを創り上げていてそれを認めてくれる世界なんだって思ったらやっぱり嬉しくて。共有できないことは確かに悔しいことだけれどそれを共有できないんだったら逆に自分の原動力にすればいいんだって思えた。今度はその感情を共有できる場所にいられるようにもっともっと勉強して色々な人と喋ることのできるところに行けばいいんだって思った。そうやって自分に不利なことを嬉しくないことを悔しかったことを原動力にするのは私の得意技だ。それは私が身に付けた数少ない処世術だ。「何かを嫌う」ことが大嫌いな私の無理矢理身に付けた処世術だ。「カッコいい大人」に憧れる私が「カッコいい大人」になるために小学生の頃からやってきてここまで来ることができた方法だった。

 

話は175度ぐらい変わるけれど私の自坦と呼ばれる人はもの凄い人間くさくて仕方のない人たちだ。すぐにうじうじするし、仕事中に無茶苦茶幸せそうにビール飲んでるし、コンサートではよく叫んでいる人達だ。飛び抜けて歌がうまいわけでも踊りが上手なわけでもない。でも彼らは最高に「アイドル」だ。彼らが彼らのフィールドで最高にアイドルとして輝ける方法を探し続けている。その姿は物凄くカッコいい。時々、私は彼らのことを「自分の血反吐を親指でグイッと拭い去って不敵に笑って立ち続ける人達」という風に説明するのだけれど本当にその通りなんじゃないかなって思ってる。だって物凄くカッコいいから。そんな生き様がとてつもなく素敵で仕方がないから。それに加えてさらに彼らがカッコいいのはそういうことをしている自分がカッコいいことを知っているってところだ。自分の血反吐を自分で拭い去ることを、不敵に笑うことを自分の本能としてもやってのけるけどそこに需要があることを彼らの中のもう一人の彼は知っているところが凄い好きなんだ。そうやって計算高いところだったりもう一人の自分が自分をみていたりするところが物凄く人間くさくて一人の大人らしくて好きなんだ。そんな人間くさくてしかたがない人達が「アイドル」という偶像をつくりあげる職業で輝いていることが素敵なことだと思っていてそんな彼らが受け入れられ、愛されているこの世界が良いなぁって思う。そしてそのことを気付いていないフリをしながら気付いていてそのことを凄く嬉しく思っている彼らがまた良いなぁって思う。辛いことがあったら強めのお酒を飲むところも、嬉しいことがあると「今日はいいお酒が飲めそうです!!」ってくったくのない笑顔で言うところも好きだなぁって思って。そういうところで彼らが辛いことをなかったことにしたり幸せを噛み締めていたりしているんだって思えて「あぁ、この人達カッコいいなぁ」って凄く思って愛おしく感じる。だから私は櫻井翔を、加藤シゲアキを、横山裕を、「カッコいいアイドル」の代表格としてあげるし、それをつくりあげた基礎の桜井翔は、加藤成亮は、横山侯隆は、「カッコいい大人」なんだって言い続ける。

 

私はそんなカッコいい大人をいっぱい知っている私がほんの少しだけ好きだ。私のみている私が創造主のこの世界はそういうカッコいい大人達に溢れている世界で。その世界を持っていることをほんのちょっぴりだけ自慢に思っている。きっとそんな私はこれから先もっともっとカッコいい大人達を知ることができるし、私のみる世界はもっともっと広く深くなっていくのだろう。そうやってうじうじしている私に呼びかける。もうちょい頑張ろうよって。貴方の憧れる「カッコいい大人」になろうよって。

NEWSを知らない貴方へ

お題「NEWSを知らない君へ」

お久し振りです。佐藤です。

梅雨真っ只中、学生の皆様は試験勉強に追われ、社会人の皆様は普段よりも湿度の高い電車に揺られ出勤していることでしょう。かく言う私もそんな人間の1人です。

ある界隈では授業ではなく自由研究が始まり、またある界隈では年に一度の総選挙が終わり、またある界隈では毎年恒例となりつつあるアドリブ劇のキャスト陣が発表されました。様々な出来事が目まぐるしく起き、悲喜こもごもありながらいつもの日常が彼ら・彼女らによって彩られる毎日は知らなかったあの時よりもキラキラと輝きワクワクしていることでしょう。そんな貴方の毎日が更に輝くようにある人達を紹介しようと思います。もし、少しでも「気になるな」「楽しそうだな」と思っていただけたら幸いです。またそしてもし、彼らのことが好きになったら。一緒に彼らの話をしましょう。

 

小山慶一郎

「平日キャスター、週末アイドル」をキャッチコピーのように口にする彼はその名の通り毎週月曜から木曜まで日本テレビ系列「news every.」のキャスターを務めています。すらっとした長身によく似合うスーツ姿、柔らかい物腰でコメントする姿は一瞬アナウンサーのように見えてしまいます。しかし、水曜日6時台「気になる!」というコーナーで見せる彼の姿はキャスターらしい芯のあるたたずまいでありながらどこか親しみのある姿です。そんな自身のアイドルとしての長所をキャスター業でも生かす彼の適応性が私は大好きです。また、ある一定年代の人なら口ずさめるであろう「恋のABO」での冒頭のセリフ、「YOU達 何型?」をキメッキメで言っていた細身の彼はこの小山さんだったりします。「あんなチャラ男がキャスター!?」と思う人もいるでしょう。そうです。あんなチャラ男がキャスターです。週4(時には週5)で夕方のニュースを伝えています。そんなキャスター時では微塵もチャラ男時代をみせない姿を見せる小山さんですがチャラ男だった片鱗は未だ残っていたりします。その最もたる例がコンサートでの姿です。C&Rから挨拶までキラキラ輝く彼の姿は「小山さん」ではなく「慶ちゃん」であったりします。慶ちゃんのコンサートで歌っている姿は物凄くしなやかで軽くて。リーチのある手足を使って踊る姿は女性的でありながら非常に美しいです。そんなコンサートでの慶ちゃんの挨拶はファンにそしてNEWS自身へのとても重い愛を伝えてくれます。でもその愛は気後れすることなくむしろ心地良いものです。言うなれば「愛で満たされている」感じ。そんな彼がNEWSを愛してやまないリーダーです。

 

 

増田貴久

NEWSの歌の上手いまっすー」のイメージが強い増田さん。低音も高音も出せるその声域の広さは勿論のこと、長年の経験によってさらに磨きのかかるダンスのうまさは「職人系ジャニーズ」という名前がぴったりです。自身のソロ曲の時の姿はまさに「別世界の人」。言葉に言い表せないパワーを持つそのパフォーマンスは私達の心を掴んで放しません。けれどニコニコしながらシュールな発言をバンバンと言い放つ姿は間違いなく、「まっすー」です。そしてその発言を本人が心の底から楽しそうに話している姿はとても魅力的です。「よくわからないけど好き!!」。皆にそう思わせる増田さんは「本能に呼びかける」アイドルです。自然に多くの人から愛されるその能力は生まれつきのものでありながらそれを増田さんが自身で伸ばしていったもので。そんなことができる増田さんはとても「アイドル」です。ざっくり言えば「アイドルof アイドル」。そんな表舞台の姿でさえ十分魅力的な彼はNEWSのコンサート衣装の監修という裏方的役割も果たしています。昨年の様々な音楽番組で「NEWS=ピンク」という印象を強く残したあのビビットピンクのファー衣装や「NEWS=インド」という謎のイメージを与えた「チュムチュム」という曲のエスニック風な衣装も増田さんが関わっているのです。どの衣装も彼らの可愛さ・カッコ良さを引き出し、また彼らの体型を上手く生かしているものばかりです。その服飾やファッションに関する才能はジャニーズ内でもトップクラスと言っても過言ではないでしょう。そんな裏方としても表舞台に立つ人としても自分達自身をプロデュースすることができる増田さんはNEWSを様々な面から支える無敵の大黒柱です。

 

 

加藤シゲアキ

増田さんが「アイドル of アイドル」ならば加藤さんは「溢れんばかりの飛び道具を抱えるアイドル」です。小説家、大卒アイドル、料理好き、サブカル男子。他にも様々なスペックを持っています。そんなスペック達をギュッと詰め込んだおもちゃ箱のような加藤さんはその自分の「能力」という飛び道具をうまく使っています。例えば「小説家」という飛び道具は自身の連ドラ出演の作品「傘を持たない蟻たちは」となり、グループへのタイアップ曲「ヒカリノシズク」を持ってくることができました。また「料理男子」という飛び道具はゲストで呼ばれたバラエティ番組での1コーナーに使われたり、自身が出演する情報番組「白熱ライブビビット」の「カトシゲのお取り寄せハウス」という企画を成立させるために欠かせないものとなっています。それらの飛び道具を持ちながらもアイドルとして歌い踊る姿が加藤さんが一番輝いているときではないかと私は思っています。「しゃがれ声」とメンバーに弄られる特徴的な声、ぴょこぴょこという擬音が似合うダンス。それらは王道アイドルの姿ではないかもしれません。けれどもその姿はとても魅力的です。なぜならその時の加藤さんの姿がとても楽しそうだからです。「NEWSのシゲ」としてメンバーとファンといるのが楽しくてたまらない!!という雰囲気に満ち溢れているからです。小説家という言葉を操る職業であるにも関わらず、実は甘い言葉を口にするのがちょっぴり苦手な加藤さんですがその姿をみているだけでその「楽しい!!」「好き!!」という感情をひしひしと感じることができます。様々な飛び道具を持ちながらもその飛び道具を持つ本人が実はとてもまっすぐでピュアで。そんなところが愛しくてたまりません。そんな加藤さんは飛び道具を使って新たな路線のファンを獲得しながらも今までのファンを掴んで離さないNEWSの素晴らしい広告塔です。

 

手越祐也

「手越は手越」誰かが言ったこのセリフ。私は最も手越さんを表している言葉のように思います。貴方が一度は目にしたことのある「世界の果てまで行ってQ」でみせる「エンターテイナー手越」。それはその手越さんの様々な要素を如実にみせています。甘い言葉を100点満点の笑顔で届けるアイドルの姿、企画に対して全力で取り組むプロとしての姿勢、物凄く負けず嫌いで諦めることを知らない真っ直ぐな性格、実は不器用だったり絵が下手だったりという意外なウィークポイント。それらを総合して感じることはやはり「手越は手越」というフレーズです。そしてその「手越」であることに疑うことのない自信を持っている手越さんはとても凛としていて格好良いです。だからこそ「手越は手越」というフレーズがとてもしっくりくるのでしょう。また歌に対して絶対的な自信を持っているところも手越さんの強みです。女性ですら出すのに苦労する高音。どこまでも続いていきそうなビブラート。それを遺憾なく発揮する手越さんの歌声は「凄い」の言葉しか出てきません。手越さんですが、実は思いっきり褒められると照れて何も言えなくなったり、顔を真っ赤にさせるところがあります。その姿はとても愛らしくて愛しい部分であり、メンバーからもファンからも愛されています。そんな手越さんは間違いなくNEWSの愛すべきエースです。

 

 

長々と話してしまいましたが、彼らの魅力を少しでも感じていただけたでしょうか。けれどここに書いてある部分だけでは伝えきれていない彼らの素晴らしさは余るほどあります。だから彼らのことを知ってみてください。そして綿菓子のようなパステルカラーの似合う彼らが、花々のような色鮮やかなビビットカラーが似合う彼らが貴方の世界を更に輝かせることを切に願っております。

 

NEWSを知らない貴方へ。NEWSを知った私からの手紙でした。